Q2 パソコンとモバイルによるダイレクトバンキング機能の使い分け
信頼度の高いモバイルバンキングだが、パソコンとの使い分けは果たしてどうなっているのだろうか。3つの項目についてパソコンとモバイルのどちらの利用頻度が高いかを尋ねたところ、取引金額、操作性、そして利用頻度の全てにおいて「パソコン」と回答したユーザーが多い結果となった。
特に操作性に関しては、「パソコン」と回答したユーザーが73.8%、「モバイル」が8.7%と、両者の差は65.1ポイントも開く結果となった。
Q3 操作性、取引金額、利用頻度以外で使い分けている項目[自由回答][n=474]
Q3では、Q2で質問した3つの項目以外に使い分けている項目があるかどうかを自由回答形式で尋ねた。その結果、「外出先かどうか」という回答が最も多く、次いで、「目的・取引内容」、「緊急度・スピード」に関する回答が多く見受けられた。
代表的な回答は以下の通り。
【外出先かどうか】…111人
- 旅行中などPCが使えない環境にいるときはモバイル…45歳 男性
- 出先か在宅かで使い分け…37歳 男性
- 外出先などPCが無く急に利用する場合はモバイルを使う…36歳 女性
【目的・取引内容】…44人
- 残高確認はログインしやすいのでモバイルで行っている…35歳 男性
- 振込等は、パソコン、残高照会等はモバイル…31歳 女性
- 複雑な操作が必要であれば、パソコンの方が使いやすい…35歳 女性
【緊急度・スピード】…33人
- モバイルは急ぎの振込みなど…31歳 男性
- PCでメイン操作モバイルでは緊急性が高い場合としている…28歳 男性
- 緊急時ののみ、モバイルバンキング利用…39歳 女性
今回の調査では、ユーザーのモバイルバンキングへの信頼度は高いものの利用状況ではパソコンによるインターネットバンキングの補助的役割が強いことが明らかとなった。
現状のところ、インターネットバンキングはパソコン経由がメインであると考えられるが今後、スマートフォンなどの高機能携帯が普及することで、モバイルバンキングの普及やユーザーの利用実態が大きく変化していくのではないだろうか。
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本調査はインターネットリサーチを使ったものです。あくまでも指標や参考データとしてご活用下さい。業種や取り扱っている商品、またユーザーの属性によっても調査結果は大きく異なると考えられます。より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、 リサーチアウトソーシングサービスをご活用ください。

 
                    
                     
                    
                     
                    
                     
                    
                     
                    
                     
                    
                     
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                
                                 
                                    
                                     
                                    
                                     
                                    
                                     
                                    
                                     
                                    
                                     
                                    
                                     
                                
                                 
                                
                                 
              
            
