リンクアンドコミュニケーションとソネットエンタテインメントが運営する「調理力で健康!プロジェクト」は、20代から70代の女性1410名を対象に、調理力と健康管理力に関する調査を行った。
夕食で手作りする品数について調査したところ、40代を境目として、手作りするメニューの数が減っていることが分かった。「夕食で手づくりする品数が2品以下」という項目を選択したのは20代が最も多く、60代で最も少なくなっている。しかし、自分自身で調理すると答えた人は20代女性が最も多い。
また、「旬の食材を使って季節感を出す」を選んだ人は年齢層が高いほど多く、「出来合いの惣菜を活用して食事を作る」も年齢層が高いほど多くなっている。手抜きはしても食卓の充実度を犠牲にしないあたりが、「調理力」の高さなのだろうか?
また、夕食における手作りメニューのランキングを見ると、40代以下では上位10メニューのうち半数が肉料理であるのに対し、50代以上は惣菜系が多く見受けられた。また、生活習慣病と調理の関係についての分析結果では、50代の生活習慣病患者および予備軍よりも、40歳代の健康な人の方が、健康管理力が低いことがわかった。
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