アクセス解析と他ツールを一緒に使いましょう
こんにちは。株式会社リクルートの小川 卓です。この度MarkeZineにて連載の第2弾を書かせていただくことになりました。最初の連載は本気で活用したい人へ!ゼロからわかるアクセス解析導入・運用完全ガイド というコーナー名で、アクセス解析ツールの選定・導入・運用・社内への浸透を紹介してきました。
第1弾の連載を開始した当初は「アクセス解析」という言葉自体が浸透していない時代でしたが、昨年から今年にかけて、ネット上でビジネスを考えるのなら必須の業務であるという認識に変わりつつあると思います。つまりアクセス解析の導入が進んだことで、ログデータを取得する土壌、取得したデータを分析する文化が少しづつ生まれていると言えるのではないでしょうか。
一方で、アクセス解析ツール以外でもさまざまな分析ツール、マーケティングの手助けをしてくれるツールが世の中にはたくさんあります(しかも、ネット上にあるサービスは無料ツールも多いです!)。
しかし、それらのツールはたくさんありすぎて、どんなことに使えるのか、使うと何がわかるのかが、いいまいちよく分からないという方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は毛色を変え、「アクセス解析ツール+α」というテーマで、アクセス解析ツールと他のツール・サービスを組み合わせて利用する場合、どのように使っていけばよいのか、そしてそこから何が分かり、どんなメリットがあるのかを、紹介していきます。
毎日、アクセス解析ツールを利用し、データと格闘している私から見て、アクセス解析ツールと併用してみると面白そうなツール・サービス、マーケティングのを最適化するために役立つそうなツール・サービスを1つずつ取り上げていきたいと思っております。
ツールは単なる道具です。その道具の特徴を理解し使いこなすきっかけとなるような情報を提供していければと考えております。末長くお付き合いください。
それでは、早速本題に入りましょう。今回、紹介するツールは皆様もご存知のGoogle社が提供している、キーワードを分析するためには欠かせないキーワードツールです。キーワードツールを使うと大きく分けて次の4つが分かります。