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MarkeZine Day 2010レポート

ROIに直結するメールマーケティングの効果検証と最適化プロセスとは?


 今年10周年を迎え、これまで数々の大企業のメールマーケティングをサポートしてきた株式会社アルトビジョン。10月1日に行われた「MarkeZine Day 2010」で、同社代表取締役社長の椎葉宏氏が、「効果検証と最適化」をキーワードに、メールマーケティングの最前線を紹介した。(バックナンバーはこちら)

時代とともに変化する「メールマーケティング」

 メールマーケティングはインターネット黎明期の2000年頃から始まったマーケティング手法だが、時代とともにその手法や重要課題も変化を遂げてきた。「統合的なメールマーケティング」時代に入った現在、ウェブ全体のプロセスを通して具体的な成果が問われる一方、制作・配信オペレーションの効率化が求められ、ROIがさらに重視されるようになっている。これらのビジネスに直結する課題を解決するためには、メールマーケティングの「効果検証と最適化」が極めて重要である、と椎葉氏は語る。

株式会社アルトビジョン 代表取締役社長 椎葉宏氏
株式会社アルトビジョン 代表取締役社長 椎葉宏氏

戦略的なメールマガジン改善事例

 椎葉氏は、メールマガジン改善の成功事例として、数百万通のユーザーを抱える富士通FM-Vのメールマガジン『AzbyClub通信』を挙げた。AzbyClub通信はHTMLメールであり、「デザインがごちゃごちゃしていて分かりにくい」「富士通っぽくない」という課題を抱えていた。

 AzbyClub通信では、FM-Vユーザーのコミュニティ機能に加え、ECサイトへ誘導するコマース機能も重要な役割を果たしている。そのため、誘導後の売上に影響が出ないような形で、富士通・AzbyClub・FM-Vの3つのブランドのバランスを取っていく必要があった。そこで、プロジェクト要件を「デザインとブランディング」と「コマース」それぞれに設定し、読みやすいメールマガジンへとコンテンツの再配置を行っていった。

 会員数が多く、売上に多大な影響を与えるメールマガジンでは、始めから自社リストへ配信するというのは、あまりにもリスクが大き過ぎる。そのため、自社リストへの配信を行う前に、まずアルトビジョン社のオプトインメール「Vmail」を活用して、定量的(開封・クリック)と定性的(イメージ・見やすさ・長さ)を改善前後でチェックするABテストを行った。さらに、アンケートを実施して、メールクリエイティブ改善前後の効果検証を行った結果、改善後に圧倒的な成果を生み出すことができたのである。

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この記事の著者

野本 纏花(ノモト マドカ)

1983年生まれ。成蹊大学経済学部卒業。大学卒業後、大手IT企業にてレンタルサーバーサービスのマーケティングを担当。その後、モバイル系ベンチャーにてマーケティング・プロダクトマネージャーを務める傍ら、ライター業を開始。旅行関連企業のソーシャルメディアマーケターを経て、2011年1月Writing&a...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2010/11/11 18:17 https://markezine.jp/article/detail/12202

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