SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZine Day 2010レポート

4つのキーワードから学ぶ、世界の動画マーケティング最新事例

Entertain(エンターテイン):楽しませる

 「Entertain」とは、いわゆる『おもしろ動画』のことである。クチコミしやすい動画を提供し、「ホント?それともフェイク?」「この動画どうやって作ったの?」といったように、ユーザーからの興味を集め、話題を呼ぶことによって、サイトへの誘導を目的としている。

Reebok

 ReebokではReebok tvというコーナーを設け、スポーツに関連するおもしろい動画を複数公開している。Youtubeでも配信しており、FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアも活用。Youtubeだけでは、購買・ブランディングまで繋がりにくいが、自社サイトにメディアを持つことによって、その部分を補完できる。

Expand:(エクスパンド)」:広げる

 「Expand」とは、自社サイトだけでなく、『他のSNSやアプリケーションでも同じコンテンツを配信』して、クチコミ効果を促進させることを指す。現在では、スマートフォンやiPhone/iPadが注目されている。

Thomas Pink

 Thomas Pinkはイギリスのシャツブランドである。PINK TVというコーナーで動画による商品説明を展開。新製品や新しいラインのプロモーションに活用している。『インプレーヤーBUYボタン』を採用しており、動画で紹介された商品への購入リンクがタイムラインで表示される。この場合、動画の周りにある仕組みも一緒にシェアする仕掛けが重要なポイント。Facebook内で、動画もBUYボタンもそのままシェアできるようになっている。

Warehouse

 Warehouseはイギリスのファッションブランド。売れ筋商品・ラインを動画でプロモーションしている。商品にオーバーレイすると動画が止まり、商品を購入できる。

 iPhoneアプリにもなっていて、PCと同じ動画をモバイルデバイスへも配信。PC・モバイルともに、

 店舗誘導メディアから決済メディアとしての機能を併せ持つ。自分がどこまでどのビデオを見たかの履歴がすぐに分かるインターフェイスになっている(動画のサムネイルにステータスバーが表示される)ので、リピートにも繋がりやすい。

次のページ
スマートフォンへの動画配信戦略

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZine Day 2010レポート連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

野本 纏花(ノモト マドカ)

1983年生まれ。成蹊大学経済学部卒業。大学卒業後、大手IT企業にてレンタルサーバーサービスのマーケティングを担当。その後、モバイル系ベンチャーにてマーケティング・プロダクトマネージャーを務める傍ら、ライター業を開始。旅行関連企業のソーシャルメディアマーケターを経て、2011年1月Writing&Marketing Com...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2010/11/09 13:00 https://markezine.jp/article/detail/12204

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング