動画マーケティングで起こる「変化」とは
企業向けに動画のコンテンツ管理システムを提供しているブライトコーブ社は、動画のエンコーディングからパブリッシングまでワンストップで行えるオンラインプラットフォーム『Brightcove』を提供している。
Brightcoveは2004年リリース以降、グローバルで2300社に利用され、月間ユニークビジターは1億3500万人にも上る。そのうち、55%~60%の企業が動画をマーケティングツールとして利用しているとし、「今は広告メディアとしてではなく、マーケティングツールとしての活用が進んでいる」と、須賀氏は語った。
次に、eMarketer社の行った「Webサイトで今後どのようなことをやっていきたいですか?」というアンケートを紹介。1位はソーシャルメディアだが、2位に42.3%に『ビデオ(動画)』がランクインしており、海外のマーケターの動画に対する注目度の高さが分かる。
では、どのようにして動画をマーケティングに活用するのか? オンライン動画採用によって、20~40%の売上向上効果があった事例を挙げた。
- Webからの売上 40% UP(オンラインコンピュータストア)
- 返品率 24% DOWN(Eコマースサイト)
- 年間売上 36% UP(オンラインカメラストア)
- 年間売上 45% UP(オンラインブライダルショップ)
- 年間売上 40% UP(オンラインジュエリーショップ)
「コモディティに近い商品で、その効果が出ている。返品率が下がると、売上の総額は変わらなくても、ボトムラインがよくなる。他社サイトとの差別化、ブランディングにも有効だろう」。
より具体的な最新の動画マーケティングについて、「Engage」「Educate」「Entertain」「Expand」の4つのキーワードを元に、国内外問わず、多くの成功事例を紹介していく。