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MarkeZine Day 2010レポート

4つのキーワードから学ぶ、世界の動画マーケティング最新事例

 10月1日に秋葉原で行われた「MarkeZine Day 2010」。ブライトコーブ株式会社 マーケティング&プロダクトマネージメント バイスプレジデントの須賀正明氏によって、「動画マーケティング最新事例~サイト集客からコンバージョン向上まで~」と題し、世界の動画マーケティングについての事例が紹介された。(バックナンバーはこちら)

動画マーケティングで起こる「変化」とは

 企業向けに動画のコンテンツ管理システムを提供しているブライトコーブ社は、動画のエンコーディングからパブリッシングまでワンストップで行えるオンラインプラットフォーム『Brightcove』を提供している。

 Brightcoveは2004年リリース以降、グローバルで2300社に利用され、月間ユニークビジターは1億3500万人にも上る。そのうち、55%~60%の企業が動画をマーケティングツールとして利用しているとし、「今は広告メディアとしてではなく、マーケティングツールとしての活用が進んでいる」と、須賀氏は語った。

ブライトコーブ株式会社 マーケティング&プロダクトマネージメント 
バイスプレジデント 須賀正明氏

 次に、eMarketer社の行った「Webサイトで今後どのようなことをやっていきたいですか?」というアンケートを紹介。1位はソーシャルメディアだが、2位に42.3%に『ビデオ(動画)』がランクインしており、海外のマーケターの動画に対する注目度の高さが分かる。

 では、どのようにして動画をマーケティングに活用するのか? オンライン動画採用によって、20~40%の売上向上効果があった事例を挙げた。

  • Webからの売上 40% UP(オンラインコンピュータストア)
  • 返品率 24% DOWN(Eコマースサイト)
  • 年間売上 36% UP(オンラインカメラストア)
  • 年間売上 45% UP(オンラインブライダルショップ)
  • 年間売上 40% UP(オンラインジュエリーショップ)

 「コモディティに近い商品で、その効果が出ている。返品率が下がると、売上の総額は変わらなくても、ボトムラインがよくなる。他社サイトとの差別化、ブランディングにも有効だろう」。

 より具体的な最新の動画マーケティングについて、「Engage」「Educate」「Entertain」「Expand」の4つのキーワードを元に、国内外問わず、多くの成功事例を紹介していく。

次のページ
Engage(エンゲージ):惹きつける

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この記事の著者

野本 纏花(ノモト マドカ)

1983年生まれ。成蹊大学経済学部卒業。大学卒業後、大手IT企業にてレンタルサーバーサービスのマーケティングを担当。その後、モバイル系ベンチャーにてマーケティング・プロダクトマネージャーを務める傍ら、ライター業を開始。旅行関連企業のソーシャルメディアマーケターを経て、2011年1月Writing&a...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2010/11/09 13:00 https://markezine.jp/article/detail/12204

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