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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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アクセス解析+α

ExcelでGoogleAnalyticsのデータを自動取得しレポート作成を短縮
「Excellent Analytics」を使って必ず取得するべき3つのレポート


2:集客分析レポート

目的

 集客施策の内訳を把握し、それぞれの効果を把握する。良い流入施策を増やし、悪い流入施策を改善する方法を考える。

取得項目と設定

  • Time Span:Last Month
  • Max Result:50
  • Sort by:Visits
  • Sort order:Descending

 Dimension内のCampaign>source、Campaign>medium、Metrics内のVisitor>bounces、Visitor>entrances、Visitor>new visits、Visitor>visits、Campaign>ad click、Campaign>ad cost、Goals>goal completion all、Goals>goal values all

 設定を行なっていない場合、上記4つの数字はゼロになります。

取得した後の加工

 別タブで以下の表を作成します。

  • 流入タイプ:mediumをコピー
  • 流入ソース:soruceをコピー
  • 直帰率:bounces÷entrances
  • 新規率:newvisits÷visits
  • コンバージョン貢献率:goal completion÷visits
  • CPC:ad cost÷ad click
  • 売上÷貢献:goal value÷goal completion
  • 訪問回数:visitsをコピー

 目標や金額設定を行なっていない場合、CPC、売上÷貢献の数字はゼロになります。

アウトプット結果

 Excellent Analyticsで取得したデータ

加工したデータ

見るポイント

  1. 流入数が多い流入ソースやタイプを確認。特にreferralになっているものは、実際のサイトを確認してみると、どのような形で紹介されているかがわかる。
  2. 直帰率が高い、あるいは、CVR貢献が低い流入ソースを確認。特に有料の場合はすぐに出稿を見なおしたほうが良い。
  3. 売上/貢献が高い流入ソースを確認。ここが数を増やすことを意識したい流入ソースとなる。
  4. 新規顧客の窓口となるので、新規率が高い流入ソースも確認。

次のページ
3:日別モニタリングレポート

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この記事の著者

小川 卓(オガワ タク)

ウェブアナリストとして、マイクロソフト、ウェブマネー、リクルート、サイバーエージェント、アマゾンジャパンで勤務。2015年にフリーランスとなり、UNCOVER TRUTHのCAO(Chief Analytics Officer)に就任。フリーランスでは、コンサルティング、勉強会、執筆などで活躍している。主な著書は『...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2012/10/26 16:13 https://markezine.jp/article/detail/13799

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