「マルチチャネル」機能のレポート~アシストコンバージョンレポート
2つ目のレポート「アシストコンバージョン」を確認してみましょう

アシストコンバージョンレポート
アシストコンバージョンでは、二種類のデータを確認することができます。「アシスト分析」と「起点の分析」の2つです。レポート上で切り替えを行います。

ここでこの2つの用語と、この後登場する「終点」というキーワードを説明しておきます。
- 起点:初回の流入元。上記の場合は「バナー」が該当。
- 終点:成果に直接繋がった流入元。上記の場合は「リスティング」に該当。
- アシスト:成果に直接繋がった流入元以外の流入元。上記の場合は「バナー」と「メルマガ」。
なお、次の点を前提とします。
- バナー → メルマガ → メルマガ → リスティングといった遷移があった場合、メルマガのアシスト数は「1」になります。繰り返し同じところから流入した場合は1回しか数えないという仕様になっているようです。
- 初回訪問でコンバージョンした場合は「初回の流入元=終点の流入元」となり、「アシスト」はありません。
- 成果にたどり着くにはかならず「初回」と「終点」があるため、成果の達成回数=初回の回数=終点の回数になります。
では、用語の説明が完了したところで得られるレポートを確認しましょう。まずは、説明のわかりやすさのため「起点の分析」から説明をいたします。下に表示される表をご覧ください。
各列を確認していきましょう。
- 基本チャネルグループ:流入元の分類(次回紹介しますが、リファラーやキーワード等に変更することが可能です)。
- ファーストクリックによるコンバージョン数:起点の回数を表しています。
- ファーストクリックによるコンバージョン値:コンバージョン値を設定している場合、起点の回数×1コンバージョンあたりのコンバージョン値の金額を表示。
- 終点コンバージョン:終点の回数を表しています(いわゆる今までの成果に直接繋がった流入元の流入回数)。
- 終点コンバージョン価値:コンバージョン値を設定している場合、終点の回数×1コンバージョンあたりのコンバージョン値の金額を表示。
- 起点/終点:起点の回数÷終点の回数。