プレスリリースのメール配信 3つの「やってはいけない」
メディア関係者にプレスリリースをメール送付する際、気を付けておきたいポイントです。「つい間違ってしまいがちなケース」を挙げて解説します。
1.メールのタイトルが【プレスリリースをご送付します。】
メディア記者のもとには、毎日200~300件ものプレスリリースがメール配信されてきます。タイトルは記事化の対象となるかを判断する第一関門。その大切なタイトルには記者の関心を引きつけるプレスリリースの主旨が書かれるべきです。
2.メールの本文が【内容は添付ファイルをご覧ください。】
本文には、プレスリリース全文とまでいかなくとも、少なくともサマリー(要旨)は記載するべきです。「添付ファイルを開く」というワンアクションを要求すると、結局開いてもらえなかったという事態になりかねません。
画像やレイアウトを整えたプレスリリース原稿は用意するべきですが、あまり容量の大きいファイルだと一斉メール配信には適していません。受け手の負荷になるような重いファイルの添付は避けましょう。
3.毎回タイトルの書き出しが同じ
配信するプレスリリースの件数が多い企業は特に注意しなければなりません。同一のメディアに毎回同じようなタイトルで送信を繰り返すと、メディア側からはスパムメールのように思われます。こうなると何度送っても「またか」と内容に目を通してもらえないばかりか、配信停止を言い渡されることにもなりかねません。