Facebookのすごさって、伝わってないのかな
5月18日に、第4回Twitter研究会に出演した。もともと「ソーシャルブックマーク研究会」などをやってた西谷さんの主催なので、データマイニングなどエンジニアリング方面のスピーカーが多い勉強会なんだけど、ぼくは去年に引き続いて、結論のふわふわとした、ポエミーな、マインド面の話をした。
この研究会の発表資料を作るので、改めて去年の資料を見たり、自分のブログの過去ログや、この連載を読みなおしてみたけど、だいたいこの3年くらいズーッと同じことを言ってて、それはつまり世間一般に語られている「実名制とか信じられない」とか「リア充ツール」とか「個人情報がダダ漏れ」とか「(本人確認に利用されやすい)誕生日は嘘情報を記載するのが賢い」みたいな、Facebookについてのよくある見解について、「そうじゃないんだけどなー」みたいな説明をどうやってしていけばいいか、ということだった。
もはや、お前はどこの社員だ? みたいなことになってるけど、それはぼくがフリーライターをやってた経緯でFacebook関連の入門書を何冊か共著させてもらってることから、Facebookの機能をいろいろ調べて、こんないろいろ設定できるようになっててスゴイなーと感心、というより感動したことに起因する。なにしろ「自分に友達リクエストやメッセージを送ってきてもよい範囲」を設定できるSNSって、それまで知らなかったから(3年前の状況です)。
あと読みたくない投稿を「非表示」にできるのもスゴイとおもった。友達になってるけど、いまちょっとこの人は読みたくないなということが、ふつうにあるとおもうけど、そういうときは友達関係を維持したまま「非表示」にすると、友達削除やブロックとかしないでもニュースフィードに出てこなくなる。この状態は簡単に元に戻せるし、非表示にされた人のほうにも通知とか行くわけじゃないから、知らない間に読まなくされて、また読むようにされてるみたいなことがある。