価格はそのまま、サイト規模問わず使い続けられるサービスに
カラーミーショップの価格帯はシンプルに、月額875円(ライト)、1,295円(スタンダード)、3,150円(ギガ)の3つのプランのみで、これは、法人が導入しても変わらない。月商1千万円を超えても、月額875円のライトプランを利用し続けるECサイトも多いという。
「企業さまから見ると、安すぎて不安というところもあるかもしれません。実は、初期にはサーバーがすぐに落ちてしまうということもあったのですが、10年間、レンタルサーバーを提供してきたノウハウを活かし、改良してきました。最近は、テレビやYahoo!トピックスで紹介されるECサイトもあるのですが、滅多なことでは落ちません。
1万ツイートを超えた『インド人無視カレー』という大ヒット商品に集中的にアクセスが集まった際も、問題なく運用できました。ソーシャルメディアを活用し、『お店のファンを作る』ことがECサイト運営にも欠かせません。そういった意味でも、安心して、カラーミーショップをお使いいただければと思います」
「お店を出す」でなく「商品を売る」ために、サービス提供側ができること
カラーミーショップのリリースから、日本のEC市場の成長を見守ってきた佐藤氏。ユーザーの関心は、「お店を出す」から「商品を売る」に変化してきているという。
「そうした声に応えて、自社のショッピングモール『カラメル』を作りました。個性的な特集を組むことで、大型モールでは見つけられない商品をピックアップしています。また、Yahoo!ショッピングさんやGoogle ショッピングさんとの連携も始めました。ユーザーの商品をこれまで以上に世に出していけるよう、他サービスとの連携には今後も積極的に取り組んでいきたいと考えています」
一方で、売上が上がるに連れて、在庫の更新や受注管理、配送などの仕事は増えていく。スタッフを増やすも手段の1つだが、カラーミーショップにはない、他社のサービスと連携するという選択肢もある。
「外部のEC支援サービスと連携できるよう、APIを用意しました。自社のECサイトの仕様やビジネス状況にあわせて、最適なサービスを選んでいただければと思います。こちらも、よいサービスがあれば随時連携を増やしていく予定です」
個人のユーザーの声をきちんと拾い続けて、ECサイト運営者にとって最適なサービスを提供し続けてきたpaperboy&co.
「これまでの8年半は、とにかくユーザーが使いやすいように、技術屋集団が改良に改良を重ねてきました。現在は、コンサルティングスタッフも入り、企業さまにもご利用いただきやすい環境を整えております。小さい店舗さまから企業の大規模なECサイトまで、多くの方に使い続けていただけるカラーミーショップを目指します」