SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

動画広告活用最前線(AD)

「そろそろウチも取り組むか……」動画広告を出稿する前に、押えておきたい「VAST」「VPAID」の基礎知識

ソーシャル連携、手持ち動画・画像の活用も簡単に実現/Hyundaiの事例

 VPAIDを活用した動画広告として、Sizmek(サイズミック、旧:MediaMind)社の2つの事例を紹介しよう。まずはHyundaiの事例だ。

 動画プレーヤーの下端・中央に、6つのアイコンが並んでいる。左から順に、「Facebookへのいいね!」「Twitterフィード」「Tweet」「Hyundaiの他の動画を集めたビデオギャラリーへの遷移」「同 画像を集めたフォトギャラリーへの遷移」「問い合わせ先(最寄りの自動車ディーラー)情報の表示」となっている。VPAIDを利用することで、ソーシャルメディアとの連携や、手元にある動画/画像コンテンツの活用といったことも簡単に実現できるわけだ。

見たい動画をユーザーに選ばせる/Microsoftの事例

 続いては、Microsoftのタブレット端末「Surface」の広告だ。こちらのように、3つのサムネイル画像(左からCNET、Microsoft、IGN NEWSのもの)が表示される。

 ユーザーはこれら3つのサムネイル画像から、自分の見たい動画を選んで再生できる。専門家の評価を知りたいのならCNETかIGNの動画を、Surfaceについて詳しい製品情報を知りたいのならMicrosoftの動画を再生すればいい。3本すべての動画を再生することも可能だ。

 ユーザーにとっては、自分が必要とする情報を選択して収集できるようになる。広告主から見ると、ユーザーが抱くかもしれない「勝手に動画広告を再生された」というネガティブな印象を和らげることができる上に、より多くの情報を訴求できるという利点がある。

 日々、新手法・新技術が登場するマーケティング業界。関係者にしてみたら常に勉強を迫られている気にもなってくるが、新たな手法・技術が登場しても敬遠せず、いち早く挑戦した企業ほど、より大きな成果を手にしているものだ。マーケティングの新たな打ち手を探しているのなら、2014年は動画広告に挑戦してみてはいかがだろうか。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
動画広告活用最前線連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

中嶋 嘉祐(ナカジマ ヨシヒロ)

ベンチャー2社で事業責任者として上場に向けて貢献するも、ライブドアショック・リーマンショックで未遂に終わる。現在はフリーの事業立ち上げ屋。副業はライター。現在は、MONOistキャリアフォーラム、MONOist転職の編集業務などを手掛けている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2014/03/03 16:51 https://markezine.jp/article/detail/19302

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング