マリンソフトウェアは、2月27日、調査レポート「Googleショッピング:モバイルショッピングの増加とPLAの普及(2014年版)」を発表した。
本調査によると、2012年10月に有償ベースへと完全移行したGoogleの商品リスト広告(PLA)は、広告主への普及がすすみ、また消費者の反応が良好なこともあり、出稿額が順調に推移している。
2013年、PLAに対する広告主の予算投入額が300%近く増加し、オンラインショッピングにおいてクリックされた検索広告の5分の1をPLAが占めるように。同社は、小売業者がPLAに割り当てる広告額は、2014年末までに検索広告予算総額の3分の1に達すると予測する。
また、2013年10月には、スマートフォン向けのPLAが導入された。本調査によれば、スマートフォン向けのPLAは、PCおよびタブレット向けのPLAよりもCTRが33%高く、CPCは20%低い値であった。同社は2014年12月には、PLAの全クリックのうち、40%をスマートフォン上のクリックが占めるものと予測する。
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