データ分析サービスを提供するブレインパッドは、最適化技術による独自のアルゴリズムからウェブサイト訪問者一人ひとりへ最適な情報提供(レコメンデーション)を実現する「Rtoaster」を提供している。ソフトバンクテレコムは、実店舗に設置するクーポン発券機を使ったO2Oサービス「ウルトラ集客」を2012年から展開。また、ソフトバンクテレコムとオプトが今年6月に設立したジェネレイトは、オンラインデータだけでなく、実店舗における来店情報やPOSデータなどの購買履歴といったオフラインデータなどを統合管理し、効果的なキャンペーンを実施するソリューションを提供している。
今回3社が協業することにより、「ウルトラ集客」を利用している企業の来店情報を統合管理するジェネレイトのデータプラットフォーム「GENERATE DMP」と「Rtoaster」との連携が可能になる。この仕組みをベースにECサイト(オンライン)と店舗(オフライン)間の情報を統合したデータに、高度なレコメンド機能を組み合わせることで、効果的なデジタルマーケティング活動を支援するオムニチャネル環境の構築を安価に提供する。
【関連記事】
・電通、オウンドメディアのコンサルティング事業を展開するトライベック・ストラテジーへ出資
・オウンドメディアの流入元、約8割が検索/コンテンツ型ネイティブ広告PV数の約4割
・ブレインパッド、「Rtoaster」の広告配信機能 とGoogleのDSPを接続
・Acxiomと微博、中国初のプライバシーに配慮したオンライン&オフラインマーケティングを可能に
・ALBERT、TVCMなどオフライン広告の評価を含む包括的アトリビューション分析サービスの提供を開始