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『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

COLUMN

2016年1月、『MarkeZine』はウェブからリアルへ――編集長・押久保剛より定期誌創刊に寄せて


 MarkeZineでは2016年1月から年間契約者向け有料サービスを開始し、定期誌を創刊いたします。マーケター向け専門のウェブメディアとして定評を獲得したMarkeZineがなぜこのような選択を取るのか? 準備号から編集長・押久保剛によるご挨拶をお届けします。

 2006年5月、デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新情報をお届けするマーケター専門メディアとして『MarkeZine』が誕生しました。MarkeZineが誕生した2006年当時と比べ、驚くべきスピードで環境が変化しています。

 2015年2月発表の電通『日本の広告費』によるとインターネット広告費が1兆円を超えました。2006年2月発表時と比べると約3倍の市場規模となり、市場の拡大を示す象徴的な発表と言えるでしょう。日常生活に置き換えても、デジタルに触れない日はもはやなくなっており、企業、ユーザーを取り巻く環境は現在進行形で変化し続けています。

 その変化は、私たちメディアビジネスに関わる者にとっても対岸の火事ではありません。旧態依然とした思考から抜け出し、デジタル時代に合わせ自らを変えていかなければならない時期なのです。

 これまでを振り返ってみると、デジタル広告市場の拡大と歩調を合わせるようにして成長してまいりました。MarkeZineのスタートを皮切りに、2007年からスタートしたリアルイベント「MarkeZine Day」、2011年からスタートした「MarkeZine Academy」、『ザ・アドテクノロジー』『広告ビジネス次の10年』などWebプロモーションを前提としたMarkeZine編集部の書籍、2015年にシード・プランニング様との共同プロジェクトとして刊行した調査資料──。おかげ様でMarkeZineの会員数は17万人を超え(2015年9月時点)、日本最大級のマーケター向け専門メディアというポジションを得るに至りました。

 一方、2016年5月でMarkeZineは10周年を迎えることとなり、さらなる成長手段を模索する時期と言えます。今回のプロジェクトは昨年から温めていたものであり、私たち自身にとっても大きなチャレンジです。オリジナルで良質な情報を毎月お届けすることはもちろん、読者限定セミナー、読者特典ダウンロードサービス、ネットワーキングの機会など付帯サービスも充実させていきます。

 デジタル、紙、リアルイベント、講座……様々な提供手段を用いて、広告/マーケティング業務に従事する方々が抱えている課題や悩みの解決を導く知識、ノウハウ、情報、出会い、人脈を提供していきたい。「困ったらMarkeZine」と思っていただけるような存在を目指していきます。

 指した手が最善手──。あるコラムを読みこの言葉を知りました。将棋の世界で使われる言葉のようでして、自分がその時点でいいと思って選んだ一手が最善の解であり、その一手を正しいと思えるものにしていくプロセスの積み重ねが勝利を導くそうです。

 今回の取り組みは自分たちの強み、置かれている状況などを総合的に鑑みた結果、自分たちにとって最善の一手であるし、最善の一手となるよう努力していく所存です。メディア作りは私たちだけではできません。ぜひ皆様のお知恵とお力をお貸しいただければと考えておりますので、ご支援ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

年間契約者向け有料サービスについて

MarkeZine

◆提供サービス(予定)
定期紙『MarkeZine』(毎月25日発行/2016年1月創刊)
読者限定セミナー
読者特典ダウンロードサービス
ネットワーキング
※その他のサービスも随時企画中

◆料金
年間48,600円(税込)
※定期誌は12か月分の発送

お申し込みはこちらから

 

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2015/10/27 16:15 https://markezine.jp/article/detail/23090

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