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特集「令和時代のシニアマーケティング」

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データ活用の高度化を考える(AD)

「このマーケティングツールには、どのデータを使う?」 使い先にフォーカスしたデータの選び方を考える

ネットリサーチへの活用

 ネットリサーチへは以下のようなデータの活用がオススメです。

  • データの要素:Cookie ID、モニターID
  • データ種別:外部データ
  • データ量:大

 ネットリサーチとの連携は対象になるネットリサーチのモニターと、対象となるデータが保有している要素との連携を行えるボリュームに依存して、活用できる可否が決まります。

 ネットリサーチのモニター自体は多くても100万程度の数になるため、連携をするデータのボリュームはある程度多くないと成立しないことがあります。そのため、実際にネットリサーチに対してDMPに溜まっているデータを連携する場合は、事前にどれくらいのボリュームがありそうかを検証しつつ活用プランを立てる必要があります。

LPOツールへの活用

 LPOツールへは以下のようなデータの活用がオススメです。

  • データの要素:Cookie ID
  • データ種別:自社データ、外部データ
  • データ量:大(外部データ)、小~大(自社データ)

 LPOツールはデータの量の大小によって利用方法が異なります。例えば、新規顧客に向けた集客効率を上げるために外部データを活用する際は、活用する外部データとLPO対象になるページにアクセスするユーザーがどの程度重複するかを検証しながら、ターゲットの選定を行う必要があります。

 LPOの対象になるターゲットがサイトに来る顧客の数%程度しかいない場合、CVRが2倍になっても全体のCV数に対してはほとんど影響がなくなってしまいます。一方で、ECサイトのように顧客が定期的に訪れるサイトの場合は、少量の自社データを活用したLPOでも売り上げに対して大きな影響を与えることがあります。

 このようにサイトの質やデータの種類によってデータのボリュームと活用方法を検討する必要があるのです。

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CRMツールへの活用

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この記事の著者

簗島 亮次(ヤナシマ リョウジ)

株式会社インティメート・マージャー代表取締役社長。
慶應義塾大学 大学院 政策・メディア研究科を2010年首席で卒業。
2013年、Googleのレイ・カーツワイル氏が2020年に起きると予測した「あらゆるデータがひとつに統合される」という革命を冠した株式会社インティメート・マージャーを創業し、2019年10月...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2016/02/23 10:00 https://markezine.jp/article/detail/23849

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