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MarkeZine Day 2016 Autumn レポート(AD)

MA導入・活用に潜む3つの落とし穴~新規獲得の負のスパイラルを打破するために必要なこととは

データ統合を容易に、そして多機能で対応

 続いて、これらの課題の背景に生まれた同社の次世代型マーケティングプラットフォーム「B→Dash」が紹介された。安部氏は同製品の特徴として、「データの接続性」「機能の網羅性」「サービスの利便性」の3つを挙げた。

 1つ目に挙がったのは「データの接続性」。データの取得・統合・活用には、前述の通り、本来であれば様々なツールが必要となるが、B→Dashであれば他のツールの導入がいらない。データの接続による顧客への訴求力の最大化や収益向上が、全てワンプロダクトで行えるのだ。安部氏はデータを接続できるメリットを改めて伝えた。

 「これまで広告配信ツールのデータのみだとCPAベースで見てしまうことがほとんどでした。一方で、様々なデータを接続できると、再流入やリピート購入の結果も含めたLTVベースで見ることができます。すると、例えば広告AはCPAベースで見ると、もっとも効果が良いが、LTVベースで見ると広告Bが良かった、ということもわかるようになるわけです。CPAが安くても、そこから収益が上がらなければ意味がない。LTVドリブンのマーケティングをすることで、ムダな広告費用をおさえて、ROIを最大化できるわけです」(安部氏)

 2つ目の「機能の網羅性」も大きな特徴だ。全てのツールがオールインワンで実現できるため、金銭と工数の両面から、大幅なコストダウンが可能になる。

 「ツール同士の連携が上手くいかない結果、手作業したり、管理画面や代理店のレポートを見たりする時間を大幅に削減できるわけです。代わりにクリエイティブや戦略の改善に集中できます。売れ筋商品の確認からターゲット、ならびにアプローチ手法の選定など、皆さんの貴重な時間はそういったところに投資しなければなりません」(安部氏)

ツールだけでなく人もMA活用を大幅サポート

 さらに同社はプロダクトベンダーでありながら、販売や納品も代理店などに任せず自社で行うことで、クライアントの満足度やリピート率を上げている。さらに、自社コンサルタントによる使い方のレクチャー、マーケティングやシステムのサポートを手厚く行っている。

 「非常に難しいとされているデータの設計や統合に関する業務もコンサルタントがサポートしますし、どの時期にどういった施策を行うかといった年間のマーケティングカレンダーも提供しています」(安部氏)

 同社は、外資系コンサルティング会社出身のコンサルタントなど、マーケティングとシステム両方を理解する非常に優秀な人材を多く擁している。安部氏は「我々と同様のサポートをコンサルティングファームに依頼すれば、フィーはおそらく数千万円はかかるでしょう。ですが当社であれば、コンサルタントの稼働フィーはかかりません。B→Dashというソリューションでフィーをいただいているため、コンサルタントの稼働による売上を意識しなくていいからです」と語った。

 最後に安部氏は、MAが決して魔法の杖でないこと、気をつけなければならない罠があることを改めて述べるとともに、「少なくともデータ統合を早く行うことをおすすめします。データが増加する前に行った方が効率よく行うことができますので」と語り、セッションを締めくくった。

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この記事の著者

東城 ノエル(トウジョウ ノエル)

フリーランスエディター・ライター 出版社での雑誌編集を経て、大手化粧品メーカーで編集ライター&ECサイト立ち上げなどを経験して独立。現在は、Webや雑誌を中心に執筆中。美容、旅行、アート、女性の働き方、子育て関連も守備範囲。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2016/11/16 10:00 https://markezine.jp/article/detail/25406

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