SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

「AdGang」が選んだ今週の一押しキャンペーン

サンドバッグを殴って愛と感謝の気持ちを伝えよう! Björn BorgのTwitter施策

 悲しいかな、SNS上では言葉の殴り合いが絶えず発生しています。そうじゃなくって、もっと愛を伝えようぜ! と、スウェーデンのスポーツブランドがユニークな施策を展開しました。海外の広告・宣伝・プロモーション事例情報を提供している「AdGang」からの厳選記事を紹介するこの連載は、毎週水曜日更新です。

キャンペーン概要

 時期:2017年
 国名:スウェーデン
 企業/ブランド:Björn Borg
 業種:スポーツブランド

熱い拳から生まれるメッセージ

 イギリスのEU離脱騒動や、アメリカを分断した大統領選挙など、国家レベルの大きな対立が頻発している近頃。私たちの身近なところでも、SNSに悪意のある書き込みをするなど、トラブルに発展するケースが多くありますね。

 そんな現状に着目したのが、スウェーデンのスポーツウェアブランド「Björn Borg」。バレンタインシーズンに合わせ、『普段競い合っているライバルに、愛とリスペクトを込めたメッセージを送ろう』というキャンペーンを企画し、特注のサンドバッグを作ってストックホルム市内のスポーツジムに設置しました。

 このサンドバッグには56個のアルファベットや記号が書かれていて、それぞれの文字にはセンサーが組み込まれています。パンチやキックが当たると、その文字がWi-Fiを通じてTwitterに入力される仕組みです。

 まずトライしたのは、Björn BorgのCEOであるHenrik Bunge氏。最大の競合相手であるナイキのCEOに宛てて「素晴らしいライバルでいてくれてありがとう。自分自身を高めてくれる君に、愛を込めて。」というツイートを投稿しました。

 続いて総合格闘家のFranz Slioa選手、Sanja Trbojevic選手もチャレンジ。競い合い、切磋琢磨するライバル選手に向け「君がいるから、頑張れる」という内容の感謝のメッセージを送信します。

 正確に文字を打つのがちょっと大変そうですが、きっとそこはプロの技なのでしょうね。殴って感謝の気持ちを伝えようという、なんともスポーツブランドらしい爽快な企画でした。

動画はコチラ

 

先週の紹介キャンペーン

 写真を“タップ”して車を操作! キャデラックのInstagramを使ったテストドライブキャンペーン

 記事転載元:AdGang

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
「AdGang」が選んだ今週の一押しキャンペーン連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

山田 健介(株式会社PR TIMES)(ヤマダケンスケ (PR TIMES))

著者Twitter
著者Facebook

●About / PR TIMES Inc
・プレスリリース配信サービス「PR TIMES」の運営
・ブログマーケティングサービス「ブログタイムズ」の運営
WEBクリッピングサービスの提供

●About / Vector Group
コアバリューである「モノを広める」スキルを通じて、企業・消費者の皆様をマッチしたサービスを提供しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2017/02/22 08:00 https://markezine.jp/article/detail/26019

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング