本連載では、広報活動の手段であり、近年では企業のプロモーション手段としても定着しつつあるプレスリリースを効果的に活用するノウハウを伝授していきます。今回は、「Webニュースメディアの特性・攻略法」をテーマに、実際に記事が掲載された後にやった方が良いこと、やってはいけないことについて紹介します。
もはや常識!?Webメディアの基本的な特性

まずは、Webメディアの特性を見ていきましょう。
よく「Webメディア、特にニュースを多く扱うメディアは取材をしないで記事を書く」と言われます。より正確に言えば、取材を行うWebメディアもありますが、速報性を重視しプレスリリースの情報だけを基に記事を書くWebメディアは多数存在します。
広報の基本的活動である“プレスリリースからの記事獲得”を目的としている広報担当者からしてみれば、「Webメディアは取材をしない」という見解はある意味で正しいでしょう。
取材をしないWebメディアはどこで情報の正誤を確認しているのでしょうか。
多くのメディアは、プレスリリースの記載内容と企業・サービスのコーポレートサイトの情報を照らし合わせて記事を書いています。記事にするために必要な情報(例えば、商品であれば価格、イベントであれば場所など読み手が知りたい情報)を探し当てられない場合、メディアはわざわざ企業に確認することが面倒になって記事を書くことを諦めてしまうということも多々あります。
コーポレートサイトへの情報掲載はもちろん、プレスリリースには必ず、記事にするために必要な情報(≒読者が知りたい情報)を盛り込むようにしましょう。
記事にするために必要な情報を盛り込むこと以上に重要なポイントは、プレスリリースのタイトル、特にタイトルの冒頭10~20文字です。
Webメディアのほとんどがプレスリリースをメールで受け取っており、忙しい記者が情報の選別をしやすくするためにメールの件名にはプレスリリースのタイトルを記入するのがルールです。
なぜなら記者は1日に数百件とどくメール(プレスリリース)の件名だけを見て、そのメールを開くか決めます。タイトルが魅力的でないプレスリリースは、開かれることもなくスルーされてしまいます。
ちなみに、冒頭10~20文字が重要なのは「目につきやすい」ということと、メールソフトや設定によって、メール件名はすべて表示されないため、なるべくタイトルの冒頭に記者が興味を持つ情報を盛り込む必要があります。
世に知られていない長い商品名やサービス名を冒頭に入れても興味はもてません。
ここまでWebメディアの特徴について紹介してきました。特徴が掴めたところで、どのようにプレスリリースを書いていくと記事掲載に繋がりやすいか見ていきましょう。
ポイント
- 取材なしでプレスリリースから記事を作成するWebメディアも多数存在する
- プレスリリースには記事にするために必要な情報(≒読者が知りたい情報)を盛り込む
- プレスリリースはタイトルが命!冒頭に興味を持たれる情報を入れる
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伊藤 哲弥(イトウ テツヤ)
ソーシャルワイヤー株式会社 @Press事業部 副事業部長
1988年生まれ。大学卒業後に編集プロダクションでの勤務を経て、現職。プレスリリース配信サービス「@Press(アットプレス)」において、マネジメント業務やマーケティング施策の実施、セミナー登壇や営業まで幅広く行う。■@Pressについて
日本で一番記事や取材につながるプレスリリース配信サービス。すべてのプレスリリースに、専用の担当者をアサインするシステムを2001年のサービス開始より続けて...※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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