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若者向けブランドリフト施策に新星登場! GIF動画活用最前線(AD)

出会って3秒でブランドリフト! スマホ世代がハマるGIF動画はブランディング界の遅れてきた新星だ

毎年ファンが待ち望む川崎フロンターレのGIF動画

――確かについ見てしまいますし、急にタイムラインで再生が始まっても短尺だから「なんだCMか」みたいな抵抗感がないことが新鮮です。生活者のスマホに自然に入り込んでいけそうですね。実際に「GIFMAGAGINE」でGIF動画を企業が活用された事例を教えていただけますか?

大野:これは川崎フロンターレ様がエイプリルフールのネタとしてGIF動画を活用された例です。

(c)KAWASAKI FRONTALE Co. Ltd. (c)瀬川三十七 via GIFMAGAZINE

 川崎フロンターレがファンの間で“おフロ”と呼ばれることから、古代ローマ時代の浴場をイメージした絵画の中に、選手たちが風呂桶を持って登場するGIF動画を制作しました。「『川崎フロンターレ』のクラブ名の由来が、2000年前の古代ローマ時代の銭湯の経営にあったことが判明。今でも当時の名残で『おフロんた~れ企画』を度々開催しています。」というコメントとともに投稿したんです。

 するとSNSでも拡散し、「フロンターレの広報さんはセンスいい!」、「試合の日にも関わらず、小ネタを忘れないの素敵です(笑)」などと大きな反響をいただけました。「GIFMAGAZINE」サイトで192,331回再生されて、Instagramでは「いいね」3,260件、Twitterでは1,441件のリツイート、「いいね」が2,238件、Facebookでも「いいね」1,725件でした。

――川崎フロンターレのGIF動画は「GIFMAGAZINE」のクリエイターさんが制作されたのでしょうか。

大野:そうです。制作はもちろん、「GIFMAGAZINE」での配信・ブランドリフト調査までワンストップでご提供しました。独自の世界観を持った人気のクリエイターさんに広告クリエイティブの制作を依頼することができるうえに、配信の設定や調査の手配をしなくて済むのが私たちの強みです。

 さらに、制作したコンテンツは、広告主様のオウンドメディアやSNSや店頭などで使用可能である点もクライアントには評価いただいているようです。

スキップされず、一瞬でブランドの魅力を訴求できるGIFの実力

――ブランドが「GIFMAGAZINE」に出稿することと、どのような効果が期待できるのでしょうか。

大野:ブランドの認知・理解促進が得意領域なので、活用のされ方としては、テレビCMに近いですね。

 「GIFMAGAZINE」のユーザーは18歳~34歳が70%を占めており、男女比は半々です。閲覧環境はスマートフォンユーザーが9割を占め、圧倒的に多くなっています。

 実際に出稿いただいている広告主の例でいうと、育児用品メーカーの「ピジョン」、メディア事業の「KADOKAWA」、ファミリーレストランの「デニーズ」、コンビニエンスストアの「ローソン」などがあり、若いスマホ世代に男女問わず幅広くリーチしたい広告主様にご活用いただいています。

via GIFMAGAZINE

 あるPCメーカーにご出稿いただきブランドリフト調査を行ったケースを紹介しますと、GIF動画を見たユーザーは非広告接触者に比べて、動画で見た商品に対して「若者向け」「個性的」「おしゃれ」「親しみやすい」といった印象を強く感じるようになりました。GIF広告はブランド意識を「若者向け」に誘導したい場合有効だといえます。

――動画広告といえば、まず思い浮かぶのはYouTubeではないかと思うのですが、YouTubeとGIF動画には、どのような違いがあるのでしょうか。

大野:長尺でストーリーを見せるYouTubeと異なり、パッと見でおもしろい3秒ほどのコンテンツがそろっているのがGIF動画ならではの特長です。YouTubeの動画広告のように、スキップするスキを与えないうちに、商品の魅力やブランドを印象づけることができます。

――スキップするスキを与えないというか、自然にスタートしてさくっと終わるので邪魔にならず、そもそもスキップしようという気にならないですよね。再生ボタンを押す必要がないことも大きいと思います。

大野:その意味で、他の動画広告に比べてブランディングに有利だといえます。

――YouTubeと使い分けたいというブランドも多いと思いますが、いかがでしょうか。

大野:確かにYouTubeでのブランディング施策は有効ですが、ただせっかくYouTubeの用の長尺動画を作るのであれば、ダイジェスト版として、GIF動画も作っていただくのがおすすめです。長尺動画は時間内に濃淡をつける必要があるのに対し、GIFは一瞬一瞬が見せどころなので、生活者への届き方が違います。だからこそ、併用していただくとより大きな効果が得られるはずです。

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ラグジュアリーな訴求や映画のような体験も創り出せる

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この記事の著者

野本 纏花(ノモト マドカ)

1983年生まれ。成蹊大学経済学部卒業。大学卒業後、大手IT企業にてレンタルサーバーサービスのマーケティングを担当。その後、モバイル系ベンチャーにてマーケティング・プロダクトマネージャーを務める傍ら、ライター業を開始。旅行関連企業のソーシャルメディアマーケターを経て、2011年1月Writing&a...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2017/09/19 16:02 https://markezine.jp/article/detail/26378

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