調査結果概要
今回の調査では、女性の中でも特に消費の主役といえる層にターゲットを絞り、IMJで分類した8つのクラスタの違いによって「携帯電話」の活用方法がどのように変わるのか、調査した。携帯端末に対する意識や、普段利用している携帯サイトなど、8つのクラスタにおいてそれぞれ特徴が見られた。流行に敏感な「流行プレジャー型」は携帯電話についても、新端末を好む傾向にあり、フェリカなど新しい機能も積極的に利用していることがわかる。
この「流行プレジャー型」と行動タイプが似ているクラスタが「高感度自在型」となり、こちらもデザインを重視する一方で、携帯電話の機能を生活にうまく活用しているようだ。一方、ネットでのコミュニケーションに積極的な「こだわりマイペース型」は、パソコンで利用しているSNSやブログを携帯サイトでもよく閲覧し、モバイル2.0の主役と位置づけているようだ。
クラスタごとの携帯利用の特徴
・「001高感度自在型」22%がフェリカを利用。業界を牽引する傾向にある。
・「002コミュニケーション行動型」携帯はデザイン重視ではなく、機能にこだわる。
・「003情報オンライン型」携帯サイトの閲覧は68%で1位。
・「004流行プレジャー型」上位ランクインが多く、携帯は生活の一部。
・「005良識バランス型」全てにおいて平均的で、流されない納得重視型。
・「006気配り柔軟型」サイトジャンルにより利用状況が大幅に異なる。
・「007シンプル自然体型」音楽視聴機能やデコメは使わず、携帯もシンプル主義。
・「008こだわりマイペース型」携帯サイト閲覧頻度が多く、主にSNS、ブログ。