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ジャニーズ、そして2.5次元が人気の理由

ジャニーズはそもそも所属タレントの母数が多いので、ファンの数も比例して多いですよね。テレビにも毎日のように出ているので、茶の間(※コンサートや握手会などの現場に行かない人のこと)が生まれやすいのもあると思うな〜。

やっぱテレビの影響って大きいか~。

親子そろってファンの人も多いしね。認知度が段違い! 公式にネットで供給される情報は少ないけど、ファン同士が情報交換に積極的だから、興味を持った時に調べやすいなって思う。

コンサートやCD、DVD、毎月の雑誌……など関連商品がいろいろあるのもあるのかな? 自分の好きなグループのコンサートに全部行って、CD全部買って、毎月雑誌も5冊以上買って……としていると、アニメや漫画のファンよりも使う額が多そうだなと思います。

ジャニーズの次に多かったのは「2.5次元舞台」だったね。

2.5次元って何?

マンガやゲームを原作として、現実の俳優が演じる舞台のことです。

アニメとかの2次元とリアルな3次元の舞台の中間的なものだから2.5次元か。

2.5次元はこの数年、本当に元気だよね。パイオニアである「テニミュ(※ミュージカル『テニスの王子様』/少年漫画『テニスの王子様』を舞台化したミュージカル)」は、もう10年以上続いているけど、本格的に勢いづいて、オタクジャンルの中でも存在感が出てきたのはこの数年な気がする。

『弱虫ペダル』『NARUTO』『刀剣乱舞』……業界全体を盛り上げようと、作品数を計画的に増やしているのも大きいよね。ジャニーズや小劇場系の舞台作品に通ってきた3次元のファンと、アニメやマンガやゲームを楽しんできた2次元のジャンルのファンの両方が流入して、表現ジャンルとしてでなくファン層も“2.5”の潮目になってるのがおもしろいなって思ってます。

うまく言えないけど、3次元のイケメンを見に行く自分への言い訳を我々にくれたところもある気がする! 「3次元のイケメンと接するの怖い」「2次元キャラは現実の男みたいにひどいことしたり見下してこないから怖くない」「でも実体として動いてるのを見られるのは3次元しかない」というジレンマを解消してくれたというか。

原作漫画やゲームが好きで観に行ったはずが、俳優さんや演出家、演劇そのものに興味を持って帰ってきたり。逆もしかりで、俳優ファンの人がゲームをはじめたとかも聞くよね。1つのコンテンツをいろんな角度から楽しめて楽しい!

2.5、いいことしかないな!

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この記事の著者

市川 明徳(編集部)(イチカワ アキノリ)

MarkeZine編集部 副編集長
大学卒業後、編集プロダクションに入社。漫画を活用した広告・書籍のクリエイティブ統括、シナリオライティングにあたり、漫画技術書のベスト&ロングセラーを多数手がける。2015年、翔泳社に入社。MarkeZine編集部に所属。漫画記事や独自取材記事など幅広いアウトプットを行っている。
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※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2017/11/22 12:48 https://markezine.jp/article/detail/27128

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