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海外カンファレンスの歩き方

初心者から上級者まで、最初に行く海外イベントとして最適!Adobe Summitの魅力と歩き方

 業界の有識者がオムニバス形式で海外カンファレンスを紹介する本連載。第9回目はエクスチュアの原田憲悟氏による、「Adobe Summit」の紹介です。Analyticsをはじめとしたアドビ製品のユーザーの方だけでなく、マーケティングツールの最新トレンドを知りたい方は必読です。

Adobe Summitの概要

イベント名:Adobe Summit

開催時期:毎年3月

場所:米国ラスベガス

レベル:全範囲

概要:1万数千人が出席するアドビの主催するデジタルマーケティングカンファレンス。アドビのビジョンの共有や製品の最新情報や顧客の活用事例、ハンズオントレーニング等、Adobe Experience Cloudにおける様々なプログラムが用意されている。

キーワード:Marketing Cloud、ユーザエクスペリエンス、マルチチャネル、デジタルマーケティング全般

主催:Adobe Systems Incorporated

マーケティングテクノロジーの最新潮流をリアルタイムに感じる

アドビ システムズ社 社長 兼 CEO シャンタヌ・ナラヤン氏

 Adobe Summitでは、マーケティングツールの中でもトレンドを牽引しているリーダーであるアドビの考え方をいち早く、生の声・空気感で知ることができます。発表内容やセッション内容は、ニュースやオンラインビデオで見ることはできますが、PCの画面越しに見ていても当事者意識が得られません。現地のAdobe Summitの場に居ることで、実際に起きていることを実感することができます。

 たとえばツールを駆使してオフラインを含んだマルチチャネルでのコミュニケーションを実現した事例など、絵空事のように思われていたことを実際に実現している事例も紹介されます。参考になるとともに、同じテクノロジー利用者として負けていられない気持ちにさせてくれます。大きな絵を描いた活用方法だけでなく、各論についても良い情報が得られます。

 私が個人的にびっくりしたことの一つは、Adobe Analyticsのクライアントの使用例で、Sin(サイン)を使った計算指標を使った例が出ていたことです。かなりマイナーと思われる、計算指標の関数機能まで使いこなしていることに驚きました。

 最新情報を具体的な活用例含めて理解できること、そしてモチベーションアップにつながげられることから、メンバーの立場としても、メンバーを送り込む経営者の立場としても、Adobe Summitへ参加をすることにはメリットがあると考えます。

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この記事の著者

原田 憲悟(ハラダ ケンゴ)

エクスチュア株式会社 CEO。2005年の日本上陸当初からSiteCatalyst(現Adobe Analytics)を使い続けており、マーケティングツールについて深い知見を持つ。現在はMarketing Cloud製品の導入・活用支援やビッグデータ解析基盤の構築を提供している。海外で活用が進んでいて未上陸の最新ツールを日本へ紹介することも行っている。■関連リンクエクスチュア株式会社 ■著書『WebマスターのためのGoogle Analytics』(九天社、2006年8月)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2017/12/12 08:00 https://markezine.jp/article/detail/27544

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