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モバイルアプリのマーケティング活用、重要なのはスモールスタート

イノベーションは既存ビジネスの延長線上にある

 現在、ピープルソフトウェアのもとには、会社の業種や規模に関係なく新規ビジネスを担当する部署からの問い合わせが増えている。「新しいことをやらなければならないが、アイデアはないだろうか」というぼんやりとした相談が多い。

 それに対し横道氏は、自社のこれまでを振り返りつつ次のような考えを述べた。

 「つい新しいビジネスというと、LINEやFacebookなどのように世の中を変える革新的なものを作らなくてはいけないと意識するお客様もいらっしゃいます。しかし新規事業のヒントは、これまで行ってきたビジネスの延長線上にあるものです。

 我々も“プラットフォームプロバイダとしてモバイルアプリ開発を行う”ことを新しいビジネスとして注目いただいていますが、システム開発というビジネスの軸は変わっていません」(横道氏)

 何からスタートしたら良いかわからない、そのようなときこそ「スモールスタートでいいので、まずはトライしてみることが大事」と横道氏はアドバイスする。

 同社によれば、アプリの活用においてもスモールスタートで始めることが重要だという。ピープルソフトウェアの導入事例からもわかるように、まずは「特定の機能をユーザーに提供する」ところから始め、そこから徐々に拡充していくのが成功の近道のようだ。

先行企業になり、顧客の価値・可能性を支援していきたい

 アプリの開発だけでなく、大学・専門学校とのフィールドワーク実施や企業からアイデアソン・ハッカソンの支援、コンサルティング依頼と、従来のビジネスを軸に業務が広がっているというピープルソフトウェア。横道氏と山本氏の両名に、今後の展望について聞いた。

 山本氏は「ニーズをヒアリングするだけでなく、新しい製品開発を営業の立場からもご提案していきたい」とし、強みであるニッチかつスモールスタートがしやすい分野の支援を続けていきたいと話す。

 さらに横道氏は、「アプリを作るということがゴールではない」と語る。

 「注力しているアプリ開発プラットフォーム『BaaS@rakuza』を中核に、企業の新ビジネスやサービス開発をご支援したいと思っています。そのためにも、まずは私たちが様々なアプリを開発し、ビジネスを広げていくことが必要です。私たちにない知見をお持ちの企業が、新たな気づきや弊社のサービスを使ってみようという意欲につながるような発信、事例を今後も作っていきたいです」(横道氏)

 アプリを開発したい、新規事業を始めたいと考える企業は多い。それを先んじて実行し、可能性を提示しているピープルソフトウェア。今後も他業種との協業などを通し、自社のサービスやプラットフォームプロバイダとしての地位を高め、顧客の新しい価値を創造していく。

「とりあえずやってみたい」をピープルソフトウェアと富士通が支援します!

 今回記事に登場したピープルソフトウェアが提供する「BaaS@rakuza」「MUSENAVI」「スタいこ」ですが、現在富士通の「FUJITSU MetaArc Marketplace」にて無料トライアルや購入相談を申し込むことができます。まずは始めてみるの第一歩に、ぜひご活用ください。

BaaS@rakuza
MUSENAVI

記事に登場した横道氏、Fujitsu Forum 2018 Technology Sessionにて登壇

タイトル:富士通クラウドで実現する共創ビジネスの展開
     文化・観光・教育分野におけるアプリビジネス最前線
内容:アプリ開発のプラットフォームBaaS@rakuzaによる最新アプリ事例、
   カップヌードルミュージアム横浜アプリ(文化)、会津若松周遊アプリ(観光)、
   大学向けアプリ(教育)を中心に、富士通MetaArcで実現する
   共創ビジネスをご紹介します。詳細はこちら

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この記事の著者

マチコマキ(マチコマキ)

広告営業&WEBディレクター出身のビジネスライター。専門は、BtoBプロダクトの導入事例や、広告、デジタルマーケティング。オウンドメディア編集長業務、コンテンツマーケティング支援やUXライティングなど、文章にまつわる仕事に幅広く関わる。ポートフォリオはこちらをご参考ください。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2018/04/11 13:00 https://markezine.jp/article/detail/28026

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