ロックオンは、同社が提供するマーケティングプラットフォーム「アドエビス」において、デバイス/アプリ/ブラウザ間を横断してユーザー行動を可視化する「クロスデバイス機能」を2018年8月より提供開始することを発表した。
クロスデバイス機能は、アドエビスが取り扱う年間120億を超える国内のアクセスログデータと3rd Partyデータを、独自に開発したAIへ組み込むことにより、デバイス/ブラウザを横断した同一ユーザーを類推する。これにより、クロスデバイスの紐付け対象ユーザーを飛躍的に増加し、より高い精度でデバイス/ブラウザを横断したユーザーの購買行動の分析が可能となる。
従来の計測では、スマートフォンで情報収集したユーザーがPCでコンバージョンした場合、別ユーザーとして計測されていた。クロスデバイス機能では、これらのプロセスを「同一ユーザー」として紐付けを行うため、認知から購買までデバイス/ブラウザを横断した態度変容が可視化される。これにより、アプリ横断を加味した広告効果測定や、デバイスを横断したカスタマージャーニーの分析といった、マーケティング戦略のパーソナライゼーションを実現する。
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