オムニバスは10月2日、セゾン情報システムズ、クレディセゾンと協業し、「プライベートDMP構築サービス」の提供を開始した。
システム構築・運用事業を展開するセゾン情報システムズは、セキュリティ上導入ハードルが高い金融業界において、英Armのカスタマーデータプラットフォーム「Arm Treasure Data eCDP」を活用し、クレディセゾンのプライベートDMP構築を支援した実績を持つ。
そのため、プライベートDMPの構築にあたって必要となる社内データの統合や、顧客情報の徹底した管理を行える。他にも、データの可視化に必要なダッシュボードやデータ抽出分析など様々な機能を提供することができる。
一方オムニバスは、2014年よりプライベートDMPサービスを展開。大量のサードパーティーオーディエンスデータを活用したデータマーケティング事業を進めてきた。2018年にはクレディセゾンと共同で「セゾンDSP」の提供を開始するなど、データマーケティングと広告運用に特化した幅広い知見と経験を持っている。
同社はこれらの経験を活かし、「プライベートDMP構築サービス」において、高度なデータマーケティングの実行を前提としたプライベートDMP構築を支援。プライベートDMP構築後の運用面においても、クリエイティブ制作の他、マーケティングプランの策定からオンライン・オフラインを統合したマーケティング施策の実行・検証までを一貫してサポートする。
また、同サービスで構築したプライベートDMPの機能を拡張させ、クレディセゾンが保有・管理する決済データに基づいたデータ分析により、さらに高度なマーケティングを実現。カード会社が保有するデータならではの正確で信頼性ある情報とオンライン・オフライン双方の決済データをもとに、自社の販売データだけでは把握できなかった多面的な顧客インサイトを明らかにすることができる。
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