マクロミルは、VR(バーチャル・リアリティ)に関する調査を実施、結果を発表した。
VR体験で、商品やサービスの「購入意欲が高まると思う」42%
今、不動産の内覧や住宅リフォームの完成イメージの視聴、車の試乗体験など、サービス・商品購入前にVRを活用して疑似体験をしてもらう形のVR活用が広がっている。では、サービス・製品購入前にVR体験をした場合、その購入マインドは高まるのだろうか。
“VRでの「不動産見学」「インテリア・リフォーム」「試乗」など、商品を買う前にVRで体験ができる場合と、できない場合でその商品を買う気持ちに影響はあると思うか?”と尋ねたところ、VR体験をできたほうが、買う気持ちが「高まる」と思う人が18%、「どちらかといえば高まる」と思う人が25%で、合計42%が“購入意欲が高まると思う”と回答した。
この結果を、これまでに実際にVRを体験した人とそうでない人で比較すると、体験者が61%だったのに対し、未体験者は37%だった。
5人に一人はVR体験済み/3~4割が「動画視聴」「ゲーム」「アトラクション」で体験
では、VRは現在どのくらい認知され、体験されているのだろうか。15歳から69歳全体における“VR”という言葉の認知率は91%で、内訳は「どのようなものか知っていた」が53%、「名前を見聞きした程度」が38%だった。
また、実際の体験率は21%で、“5人に一人がVRを体験済み”という状況であることがわかった。VR体験内容の内訳を見ると、「VR動画視聴(44%)」、「ゲーム機、PC、スマホでのVRゲーム(38%)」、「アミューズメント施設のVRアトラクション(31%)」が上位3つとなった。
【調査概要】
調査主体:マクロミル
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:全国15~69歳の男女(マクロミルモニタ会員)
割付方法:平成27年国勢調査による、性別×年代の人口動態割付/合計1,000サンプル
調査期間:2019年1月11日(金)~2019年1月13日(日)
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