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LINEの中から外へ――国内トップシェアを目指しアドネットワークをローンチした狙いとは

ユーザーファーストを大前提に、LINEの中から外へ

――LINEの中から外へプラットフォームが拡大するということで、サービスにおけるユーザー保護について、関心のあるマーケターも多いのではないかと思います。

菅野:LINE社は、自社のサービスに対して非常に高い品質基準を設けている会社だと思っています。ユーザー保護や広告ポリシーに関しても高いレベルでユーザーファーストを重要視しており、これらはLAP for Publishersでも同様です。

 ネット広告の領域では、逆風が吹く瞬間も多いですが、こうした考えを持ってサービスを提供すること自体が、中長期的にサービスの信頼性につながっていくと思います。

――ユーザーファーストを大前提に、広告主もパブリッシャーもメリットを享受できるエコシステムを目指されるということですね。

菅野:はい。私たちは、この事業を単なるアドネットワークと位置付けていません。「LINEとともに成長を」というコンセプトを掲げ、LINEの様々なアセットを活かしながら、パブリッシャーの成長自体を支援していきたいと考えています。

 そうして良質なメディアが増えることで、広告主様のニーズに即したユーザーとのタッチポイントを増やしていくことができるはずです。

ローンチ後の初動から見る、LAP for Publishersの効果

――広告効果の観点では、LAP for Publishersの活用によりどのくらいのインパクトを得られるのでしょうか。

菅野:7月に実施したテストマーケティングと比較し、ローンチ後はプロダクト全体のimpが増大傾向にあり、デイリーで見ても好調に推移しています。今後の配信ボリュームに期待が持てる実績を残せていますね。

2019年7月実施のテストマーケティングにおけるデイリーのimp平均値/ローンチ後の配信imp推移(2019年8月)
2019年7月実施のテストマーケティングにおけるデイリーのimp平均値/ローンチ後の配信imp推移(2019年8月)
各カテゴリにおける上位商材の一例(2019年8月19~25日)
各カテゴリにおける上位商材の一例(2019年8月19~25日)

 たとえば、各カテゴリにおける上位商材を挙げますと、LAPでは伸び悩んでいた転職サイトの広告がLAP for Publishersによってアカウント全体のCPAを11%抑えた上で、impが342%増大しました。

 同様にショッピングアプリの広告においても、CPAを5%抑えながら、impを232%増大させることに成功しています。LAPですでに大きく伸長できていた化粧品の広告に関しても、同じ傾向が見られています。

 そして現在も、LINEが有する膨大なデータ資源を活かし、ターゲティングの精度を高めるため、研究開発が続いており、日々CPAやCPIといったパフォーマンスが向上しています。これからさらに広告主様にご満足いただける実績を出していきます。

――最後に、LAP for Publishersを展開していくにあたってのビジョンをお聞かせください。

菅野:LAP for Publishersは国内でトップシェアを狙えるポテンシャルがあると思っています。

 これからパブリッシャーとともに成長し、その果実を広告主様と分け合っていくサイクルを作っていきたいです。そういった大きな視点で物事を考えていきながら、私たち自身のサービスも良くしていけたらと思っています。

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2019/09/03 11:00 https://markezine.jp/article/detail/31663

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