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SEO/SEM自動LP生成ツール「Longtail UX」日本上陸~世界の小売企業が唸る技術とは~

2019/09/30 10:00

 海外から最先端のマーケティングソリューションの日本進出支援を行うSOPHOLA(ソフォラ)が、新たに日本国内において独占的業務提携するオーストラリアのLongtail UX(ロングテール ユーエックス)。この提携により、SEO/SEMにおいてこれまでにない機能(検索キーワードに最適なLP自動生成、関連性のある既存ページのみへの内部リンク生成など)・パフォーマンスを実現するソリューションを日本で提供していくという。一体どのように、企業のマーケティング課題を解決してくれるのだろうか。SOPHOLA代表の飯野正紀氏、Longtail UX代表のアンドレアス・ズムラ氏に話を伺った(ズムラ氏とはビデオ会議)。

目次

最先端のSEO/SEMソリューションとの出会い

MarkeZine編集部(以下、MZ):飯野さんとズムラさんそれぞれのバックグラウンドを教えていただけますか。

飯野:私はアドフレックス・コミュニケーションズ、アイレップ、楽天でデジタルマーケティング領域のキャリアを積んできました。特に直近の楽天では、新規事業開発責任者を2年ほど務め、世界中のマーケティングテクノロジーに精通し、日本にはないテクノロジーを利用した事業およびサービスを多く創ってきました。そして2018年4月にSOPHOLA(ソフォラ)を起業し、主に二つの事業を行っています。一つは、海外の最先端のマーケティングテクノロジーを取り扱ったコンサルティングやインハウスでマーケティングを行っている企業へのアウトソーシング事業です。そしてもう一つは、日本の伝統工芸品を海外に販売する事業です。地方の過疎化、職人の高齢化、海外への魅力発信などの社会課題に取り組み、日本企業のビジネス課題や日本の社会課題解決に有効なビジネスを作ろうとしています。

SOPHOLA株式会社 創業者兼代表取締役 飯野正紀氏
SOPHOLA株式会社 創業者兼代表取締役 飯野正紀氏

ズムラ:私はドイツ出身で、これまでにアイルランド、スペイン、アメリカ、そして現在拠点とするオーストラリアといった複数の国々で仕事をしてきました。デジタルマーケティングの世界に入ったのは15年前にGoogleへ入ったときで、品質スコア、AdWordsエディターやモバイル広告の初号バージョンを開発したコアプロダクトチームと一緒に働いていました。2013年にLongtail UX(ロングテール ユーエックス)を仲間と共に創業し、実際のユーザーの検索行動に即したランディングページ(以下、LP)を自動生成するAIによる最適化技術を開発しました。こちらは特許も取得しています。最初はオーストラリアのクライアントが主でしたが、最近は欧米のクライアントも徐々に増え、イギリス・ロンドン、アメリカ・ニューヨークにもオフィスを構えています。

Longtail UX Pty Ltd 共同CEO兼共同創業者 アンドレアス・ズムラ氏(写真提供:Longtail UX)
Longtail UX Pty Ltd 共同CEO兼共同創業者 アンドレアス・ズムラ氏(写真提供:Longtail UX)

MZ:お二人はどのようにして出会ったのでしょうか。

飯野:オーストラリアのECサイトで堺打刃物の販売に関する取り引きをしていました。そのときの仲介者の方に「オーストラリアで何かおもしろいテクノロジーはない?」と聞いたら、「ものすごくユニークなSEO/SEMの技術を持っている会社があるよ」と紹介されたのがLongtail UXでした。

MZ:日本市場において、両社が独占的業務提携を締結したのはどのような理由からでしょうか?

ズムラ:日本は我々にとって重要なマーケットだと考えていましたが、海外のスタートアップ企業にとっては、言語や文化の面から参入障壁がありました。そんな中、SOPHOLAからアプローチがあり、非常に有益な機会だと思いました。

 飯野さんやSOPHOLAのチームと出会えて本当に幸運だったと思います。日本のマーケットに対する深い知識とクライアントリーチを持ち、同じ価値観を共有できていると感じます。

 あと、弊社と特定市場において独占的なパートナーシップを締結したのはSOPHOLAが初めてだったというのも特筆すべき点ですね。他のマーケットにおけるパートナーシップはどれもオープンパートナーシップなので。ただ、日本マーケットでは、SOPHOLAと独占的パートナーシップ契約を結んだのは、正しいアプローチだったと考えています。

飯野:海外の方がAIなどの技術が進んでいるので、そういった技術をマーケティング領域に取り込んで一早く開発しているのは海外のスタートアップ企業です。なかでもLongtail UXは、今の日本にはまだないSEO/SEMのテクノロジーを持っていました。もし日本の企業がこれから同様のサービスを自社開発しても追いつけるレベルではない、これなら言語や文化の壁を乗り越えて日本へ持ってきても十分に勝負できると考えました。


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