ライブコマースのこれから
ライブコマースは今後どうなっていくのか? 最後にこの点を聴取した結果をまとめる。
いわゆる「市井の人々」の予想であるが、今よりも「大きくなる」と予想する人が半数を占め、「小さくなる」と予想した人は1割に留まった。男女別、年代別でみると、若干女性の予想が楽観的であるように見えるが、さほど大きな性年代差はでていない(図表6)。

ベース:全体(n=1,000)
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ライブコマースは言葉の浸透度も、サービスの利用度もまだまだ“伸びしろ”がある状態である。予想(期待)されたほどの盛り上がりがないようにも見えるが、より多くの人に「使い方・メリット・楽しみ方」を周知させ、配信中に「買い手が知りたいこと、気になっていること」にしっかりと応えること、そして何よりも、「本当に良い商品を届けたいという気持ち」と「他のお店、ネットショッピングでは手に入らないモノ」を提供することができれば、テレビ通販、通常のネットショッピングとは一線を画す買い物体験として、利用の拡がりが望めるのではないだろうか。
■調査概要
調査主体:マクロミル・翔泳社(共同調査)
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:全国15歳(高校生以上)~49歳の男女(マクロミルモニタ会員)
割付方法:平成27年国勢調査による、性別×年代(5歳刻み)の人口動態割付/合計1,000サンプル
調査期間:2019年7月2日~2019年7月4日
・本文の数値は四捨五入した整数で表記しています。
・百分率表示は四捨五入の丸め計算を行っており、合計が100%とならない場合があります。
▼調査レポート
『ライブコマースの利用意向やイメージに関する調査』(HoNote)