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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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MarkeZine Day 2025 Autumn

MarkeZineプレミアムセミナー

リアルな顧客接点が激減したニューノーマル時代でも変わらないBtoBマーケティングの本質

 「実務」「実践」「再現性」の切り口から、マーケティングの次の一手を探る「MarkeZine Day PremiumWebinar」。7月1日に行われた回では、「ビジネスの前提が変わる中、変化に対応できる強いBtoBマーケ組織を作る」をテーマに、ブイキューブの佐藤岳氏、freeeの中東孝夫氏が登壇。展示会でのリード獲得や対面の商談など、顧客とのリアルなタッチポイントを大きく失った、BtoBビジネス。しかし、パネリストの2人は揃って「本質は何も変わらない」と力強く語る。

コロナ禍でも問合せが殺到 ブイキューブ、freeeの対応

 セッションの序盤、ライトニングトークでは、新型コロナウイルスの影響で「起きた変化、変わらなかったこと」が語られた。営業部門を含めて、リモートワーク対応となった両社。クラウド型テレビ会議システムを提供するブイキューブの佐藤氏は、「案件化率、受注率ともに向上しました。急増したお問い合わせにも、適切に対処できています」と語る。

 佐藤氏は、2015年に同社へ入社して以来、オウンドメディアによるリード獲得、マーケティングと営業チームのビジネスプロセス構築、そして時間と場所に縛られない働き方の浸透と、数年に渡って課題を解決してきた立役者だ。この仕組み化が成功したからこそ、リモートワーク下でもパフォーマンスが向上したのである。

(左)freee 執行役員/VP of Marketing 中東孝夫氏
ブイキューブ マーケティング本部 本部長 佐藤岳氏

 そして「リード数に大きな変化はなかった」と話すのは、freeeの中東氏。クラウド会計システムのfreeeでは、これまで経理業務の工数削減・効率化を訴求していたサイトメッセージを、バックオフィスからのリモート化を促す内容へ変えた。コロナ禍で、同社が顧客へ提供できる価値は何かを改めて考え直したという。

 また、オンラインセミナーへの参加者数が、平常時よりかなり増大したことにも中東氏は言及。半日かけて行われる大型のカンファレンスに比べ、2時間弱のコンパクトなセミナーが可能になったこと、そしてリモートワークの普及に伴い、参加率が高まったのではないかと分析しているそうだ。

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マチコマキ(マチコマキ)

広告営業&WEBディレクター出身のビジネスライター。専門は、BtoBプロダクトの導入事例や、広告、デジタルマーケティング。オウンドメディア編集長業務、コンテンツマーケティング支援やUXライティングなど、文章にまつわる仕事に幅広く関わる。ポートフォリオはこちらをご参考ください。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2020/07/29 08:00 https://markezine.jp/article/detail/33881

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