SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

  • MarkeZine Day 2020 Autumn Kansai

おすすめの講座

  • [11月12日]Googleアナリティクス実践講座~基本操作編

おすすめのウェビナー

  • MarkeZine Day 2020 Autumn Kansai

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

定期誌「MarkeZine」

第62号(2021年2月号)
特集「D2Cビジネス成功の法則」

定期誌購読者なら
誌面がウェブでも読めます

業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究(PR)

メルカリUSはいかにして事業を成長させたか? “グロースマーケティング”を実現する「Braze」活用

メルカリUSの実践 グロースマーケティングを深化させる3つのフェーズ

MZ:約3年のグロースマーケティングの実践を経て、今どのような状況にありますか?

現王園:振り返ると、メルカリUSのグロースの歴史には3つのフェーズがありました。初期はまだ、メルカリUS自体の磨き込みが必要だったこともあり、前述のように一斉配信のみの段階。そこからプロダクトが成熟し、同時にBrazeの活用も進めて、この3年はグロースに注力すべき段階でした。グロースマーケティングの土台を作り、とにかく施策の数を打つことを重視していました。

 今、イベントをトリガーにした施策は、仮説を立てたら即実践できるようになったので、もう一段階「WHAT」の精緻化に取り組んでいます。訴求する内容や接触の頻度も含めて、パーソナライズをもっと進めようとしています。

MZ:こうした仕組みを、あまりCRMのデータ活用が進んでいなかったBtoCの企業にも知ってもらえると、新規獲得から長期的な顧客化へという一貫したマーケティングが効果的に実現できそうです。

現王園:BtoBとBtoCの大きな違いは、データ量だと思います。BtoCはより顧客の多様性が幅広いので、難易度の高さを私も痛感しています。その中でコミュニケーションを最適化するなら、やはり何らかのプラットフォームがないと厳しい。かつ、いくつ仮説を立てても試さないことには確度がわからないので、「数を打てる」ことはグロースマーケティングの基盤選びの重要な観点だと思います。

 今、我々のメンバーもそれぞれ在宅勤務ですが、以前と変わらず柔軟に動けているのは、Brazeの機能開発やつなぎ込みの容易さ、データのリアルタイム同期があってこそです。コストを抑えて自由度高く施策を打てるので、本当にアジャイルなマーケティングを可能にしてくれています。

MZ:菊地さん、メルカリUSさんではご紹介いただいたように三段階でグロースマーケティングを深化させていますが、日本企業は現在、どのフェーズが多い印象でしょうか?

菊地:圧倒的に最初の、一斉配信にとどまっている企業が多いと思いますね。もしくは、基盤が不十分でそれすらも難航している場合があります。「そもそも顧客は誰なのか」を可視化できていない点を、まずクリアする必要があると思います。

Brazeが目指す「エンゲージメントの民主化」

菊地:メルカリさんとは長期的なパートナーシップの下、先日もビジネスレビューに参加させていただいたのですが、プッシュ通知の開封率の高さに驚きました。それを少し紹介いただけないですか?

現王園:この1年ほどは、業界平均に比べて約2~4割高い開封率になっていますね。特に差が大きい月は、個々のユーザー行動を起点にした施策を実施した時期なので、パーソナライズの効果が明白です。これまでの実践の成果が積み重なって、今があると思います。

(タップで拡大)
(タップ/クリックで拡大)

3月2日(火)10時55分から行われる「MarkeZine Day 2021 Spring」のセッションでは、メルカリの現王園氏、Brazeの菊地氏と新田氏を迎え、Brazeが支えるグロース戦略とリアルタイムエンゲージメントについて、より具体的な取り組みを共有いたします。ぜひご参加ください!お申込みはこちらから。

MZ:お話をうかがっていて、Brazeだからユーザーのモーメントを逃さずに施策を打てることができ、ユーザーの気持ちやニーズに沿っているから成果が上がり、メルカリUSの事業成長につながっているのだとよくわかりました。

現王園:ユーザーには、「Wow!」という驚きを提供したいですね。このタイミングでこれを提示するなんて、わかってるじゃん!……みたいな。直近の課題は、接触頻度の最適化です。人によって「多すぎる」と感じる頻度が違い、そこを見誤ると気持ちが離れて顧客を失いかねませんが、個別に推測して全キャンペーンに適用するのはすごく難しい。Brazeでこの部分をオートメーション化できたら、課題をまたひとつ超えられそうです。

菊地:ご意見、プロダクト責任者にすぐ伝えます。まさに、我々の目的はそんなマーケターやエンジニアの思想を究極的にオートメーション化することです。とにかくお金をかければある程度の開発はできるでしょうが、それは我々の目指すスタイルではありません。最小の投資で最大の効果を上げられる、「エンゲージメントの民主化」を実現したいと思います。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究連載記事一覧

もっと読む

関連リンク
この記事の著者

高島 知子(タカシマ トモコ)

 フリー編集者・ライター。主にビジネス系で活動(仕事をWEBにまとめています、詳細はこちらから)。関心領域は企業のコミュニケーション活動、個人の働き方など。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

    • MarkeZine Day 2020 Autumn Kansai
    • MarkeZine Day 2020 Autumn Kansai
    • MarkeZine Day 2020 Autumn Kansai

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング