平日毎晩、UX思考を強化する2週間に
MZ:続いて、上流のゲームチェンジを知るためのセッションについても、おすすめをお願いします。
藤井:後者の視点では、こちらがおすすめです。
共鳴する世界観 -エコシステムと社会貢献
Sampo Hietanen氏(MaaS Global)/関 治之氏(Code for Japan)/谷本 有香氏(Forbes JAPAN)
5/18(火)18:00配信開始
世界初のMaaSアプリとして知られる「Whim」を手掛けるフィンランド MaaS Global CEOのSampo Hietanenさんと、Code for Japanの創設者で社会起業家の関治之さん、Forbes JAPAN Web編集長の谷本有香さんに、エコシステムと社会貢献について話していただきました。大きな活動を目指すと立場の異なる組織や人々と自ずと協業することになりますが、すると“エゴシステム”になりがちでもある。そこをどう乗り越えてゲームチェンジを行うのか、今後のビジネスに多くの示唆をもらえる内容です。
MZ:ほかにも興味深いテーマがたくさんあります。平日毎晩、UX思考を強化する2週間として押さえたいところですね。
藤井:ぜひ。コンテンツには自信があります。来年以降の開催ももちろん視野に入れています。海外の方には、このフェスに出ることをひとつのステータスと思ってもらえるようにしたいですし、日本からUXを発信する場にもしていきたいです。
MZ:最後に、参加を検討している読者へのメッセージをお願いいたします。
藤井:今回、フェスのキャッチコピーとして「人が、その時々で、自分らしいUXを選べる時代へ。」と掲げており、これはL&UXを通して目指したい未来像を凝縮したものです。
今の日本でUXというと、UI/UXが想起されることがほとんどだと感じています。Webやアプリのインターフェースも大事ですが、これはUXの一側面でしかない。UXとは体験そのものです。企業が提供する顧客接点を含めて、今やユーザーはさまざまなUXを自由自在に選んで享受しながら、日常生活を営んでいるという見方もできます。そうした考え方を参加者と共有できれば嬉しいですね。
期間中には、それぞれのコンテンツを紐解く解説コンテンツとして、ライブディスカッションを配信します。ゲストをお呼びして、対談を視聴した感想や実践に活かすポイントをうかがっていくものです。あわせてご視聴いただけると、学びが深まると思います。
オンラインフェス「L&UX2021」概要
5月17日(月)~28日(金)にわたり、以下の4つのコンテンツを通して学べる、UXの祭典。
1.セッション:平日1本ずつ、計10本公開される対談動画コンテンツ。公開後は会期中いつでも視聴可能
2.ライブディスカッション:期間中に開催する、セッションを解説するライブコンテンツ(見逃し視聴なし)
3.レコメンデーションズ:登壇者が推薦する書籍や動画などを紹介
4.スポンサーズパーク:各企業の体験づくりの取り組みを公開
参加費:1と2の全視聴で5,000円(税別)/3と4は閲覧無料
詳細はこちらから!