SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

特集:SNSプラットフォーム徹底解剖

コンテンツの多様化が進むInstagram ショッピング体験もリッチに

 “インスタ映え”がユーキャン新語・流行語大賞に選出されて3年。Instagramは利用者数を伸ばすとともに、より多様なブランドがコンテンツを発信し、生活者とつながれる場に進化している。本稿ではその現在の姿を、マーケティング活用のポイントとともに紐解いていく。

※本記事は、2021年6月25日刊行の定期誌『MarkeZine』66号に掲載したものです。

世界のデイリーアクティブ利用者数は27.2億人に

Facebook Japan株式会社 執行役員 営業本部長 南 勲(みなみ・いさお)氏

 ノースイースタン大学卒。1998年に外資広告代理店のJ.ウォルター・トンプソンへ入社し、広告営業を務める。フォルクスワーゲンで広告宣伝を担当した後、日産自動車に13年在籍し、国内デジタルマーケティングやグローバルマーケティング、ブランドマネジメントなど幅広い経験を積む。2018年にFacebook Japanの執行役員営業本部長に就任。

――Facebookはローンチから16年、Instagramは10年が経ちました。各プラットフォームの状況を、利用者数や利用者動向とともに教えてください。

 2021年度第1四半期時点で、グローバルにおいて当社が提供するプラットフォームの月間アクティブ利用者数は34.5億人、デイリーアクティブ利用者数が27.2億人と、規模の大きさ・エンゲージメントの高さを強みとするプラットフォーム群に成長しています。また当社では、それぞれのプラットフォームに明確なミッションを持たせて運用しており、Facebookは「コミュニティ作りを応援し、人と人がより身近になる世界を実現する」、Instagramは「大切な人や大好きなことと、あなたを近づける」を掲げています。

 日本では、特にInstagramの利用が活発で、国内月間アクティブアカウント数は2019年に3,300万を突破し、その後も順調に伸張しています。また、ローンチ時は流行に敏感な若年女性を中心に広がりましたが、現在は幅広い方々の生活に密着したプラットフォームになっており、当社としても日本を重要な市場と位置付けています。

――日本の利用者はどのようにInstagramを使っているのでしょうか。

 グローバルと比較した日本の利用者の特徴として、Instagram内で積極的に情報収集を行う点が挙げられます。たとえば、ハッシュタグで検索する回数はグローバル平均と比較して5倍、ショッピングタグがついている投稿から商品詳細を見る割合(図表1)も3倍という結果が出ています。

図表1 ショッピングタグが付けられた投稿。タグをクリックすると商品の詳細を確認でき、数タップで購入することも可能
図表1 ショッピングタグが付けられた投稿。タグをクリックすると商品の詳細を確認でき、数タップで購入することも可能

 偶発的な出会いを求めて、能動的に動いている利用者が多いと言えるでしょう。

この記事はプレミアム記事(有料)です。ご利用にはMarkeZineプレミアムのご契約が必要です。

有料記事が読み放題!MarkeZineプレミアム

プレミアムサービス詳細はこちら

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラスをご契約の方は
・こちらから電子版(誌面)を閲覧できます。
・チームメンバーをユーザーとして登録することができます。
 ユーザー登録は管理者アカウントで手続きしてください。
 手続き方法の詳細はこちら

次のページ
コンテンツが多様化し、マーケティング活用の幅も広がる

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
特集:SNSプラットフォーム徹底解剖連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

蓼沼 阿由子(編集部)(タデヌマ アユコ)

東北大学卒業後、テレビ局の報道部にてニュース番組の取材・制作に従事。その後MarkeZine編集部にてWeb・定期誌の記事制作、イベント・講座の企画等を担当。Voicy「耳から学ぶマーケティング」プロジェクト担当。修士(学術)。東京大学大学院学際情報学府修士課程在学中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2021/11/01 16:14 https://markezine.jp/article/detail/36587

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング