「購入意向」を最大化させるアロケーションの最適化手法
前回の記事「脱デモグラ×購買層セグメントでターゲットリーチを最大化するメディアアロケーションの手順【応用編】」に続き、今回はテレビ×デジタルのアロケーションにおける3つ目の最適化手法について解説します。
テレビとデジタルの両方に接触することによる「態度変容効果」、つまりは「購入意向」を最大化するためのアロケーションです。
今までのテレビ×デジタルでの接触者パネル調査では、たとえば「テレビだけに接触した人」よりも、「テレビとデジタル双方に接触した人」のほうが態度変容効果のリフトアップが高いことが報告されています。「テレビのみ接触」と「テレビとデジタル双方接触者」を比較した下記の図では、「認知効果のリフトアップ」の3倍程度の「態度変容効果のリフトアップ」が見られます。
さて、先のデータは調査パネルにアンケートを実施した結果ですが、次にCCCマーケティングさんにご協力いただき、実際の購買データでこのオーバーラップ効果を実証した結果を紹介していきます。