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定期誌『MarkeZine』特集

「コーヒーを楽しむ入り口」を増やす UCC上島珈琲のMy COFFEE STYLE

 コーヒービギナー層に「コーヒー選びのハードルを下げ、自分に合ったコーヒーの楽しみ方を届けたい」とスタートした、UCCのMy COFFEE STYLE。サブスクリプション、店舗、EC、LINE公式アカウントと幅広く展開する顧客接点だけでなく、「飲んでみたい」と思わせる商品設計も特徴だ。巣ごもり需要にともない、自宅でコーヒーを楽しむおうちカフェの商機が高まるコーヒー業界。同事業をリードする、UCC上島珈琲マーケティング本部デジタル推進部の染谷清史氏に、これまでの取り組みを聞いた。

電子版(誌面)はこちらから閲覧できます。

※本記事は、2021年8月25日刊行の定期誌『MarkeZine』68号に掲載したものです。

自分に合ったコーヒーが選べるMy COFFEE STYLE

UCC上島珈琲株式会社 マーケティング本部 デジタル推進部 部長
染谷清史(そめや・きよし)氏

 システムベンダーでキャリアをスタートさせた後、リクルートライフスタイルに転職。『じゃらん』や『ホットペッパー』の新規サービス立ち上げやプロダクトマネージャーを担当。また、2016年からは『ホットペッパー』のCRMグループマネージャーを担当。2018年4月にUCCホールディングスに移り、2019年から現職。

――UCCでは、2019年3月より、パーソナライズドコーヒーを提案するMy COFFEE STYLEをBtoC向けにスタートされています。はじめに、このサービスを始めた経緯を教えてください。

 My COFFEE STYLEは、コーヒーのサブスクリプション「My COFFEEお届け便」とコンセプトショップとECの「COFFEE STYLE UCC」の2つのサービスを軸としたブランドです。

 UCCは創業以来、「カップから農園まで」の言葉のもと、コーヒーにまつわる様々な事業を展開してきました。まずは、ジャマイカとハワイにある直営農園の経営。おなじみの缶コーヒーや小売店様向け商品、業務用商品の販売、上島珈琲店の運営などの事業。さらに、UCCイノベーションセンターでの研究開発、UCCコーヒー博物館やUCCコーヒーアカデミーによるカルチャー育成など、コーヒーの楽しさをお届けする取り組みは、多岐にわたっています。

 そのような中、My COFFEE STYLEは百貨店を中心に展開していた直営店ブランド・UCCカフェメルカードのサブプロジェクトとしてスタートしました。My COFFEE STYLEのブランド価値は、お客様の好みに合ったコーヒー選びをサポートし、十人十色のコーヒー体験をお届けすることです。

 実はコーヒーに対して、重厚な雰囲気や敷居の高さを感じているお客様は少なくありません。自宅で美味しいコーヒーを飲みたいと思っても、「本格的な器具やスキルが必要なのではないか?」「どうやって豆を選んだらいいかわからない」など、コーヒーを飲む手前のところで足を止めてしまうケースも多いのです。これは、対面販売でもなかなか解消しづらい課題でした。

――確かに、接客や言葉だけではコーヒーの違いがわかりづらく、結局は「オススメ」「売上No.1」といった情報を頼りに購入するケースが考えられますね。

 はい。ですからMy COFFEE STYLEには、そのようなコーヒー選びの難しさを解消し、お客様好みのコーヒーを見つけ、楽しんでいただきたいというコンセプトがあります。

 また近年、お客様がコーヒーを購入する手段は多様化しています。これまでは、百貨店やデパートが中心でしたが、ECも一般的になりましたし、特に私たちがコーヒー若年層と呼んでいる30代・40代のお客様は、輸入食材のセレクトショップやカフェ併設のコーヒー専門店、食材も扱う雑貨店などでの購入が増えています。

 それを受け、コンセプトショップのCOFFEE STYLE UCCは、従来の百貨店ではなく、幅広い世代の人たちが行き交う駅ビルや商業施設内に出店し、現在は横浜・吉祥寺・下北沢と3店舗あります。北欧風の家具レイアウトやお菓子、雑貨を置くなどのお店作りからこだわり、コロナ禍以前は、コーヒーの淹れ方講座を行うなど、体験を大切にした運営を心がけてきました。

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この記事の著者

マチコマキ(マチコマキ)

広告営業&WEBディレクター出身のビジネスライター。専門は、BtoBプロダクトの導入事例や、広告、デジタルマーケティング。オウンドメディア編集長業務、コンテンツマーケティング支援やUXライティングなど、文章にまつわる仕事に幅広く関わる。ポートフォリオはこちらをご参考ください。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2021/08/26 08:30 https://markezine.jp/article/detail/37042

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