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LINE広告活用術(AD)

平均130%の成長を続けるSMB領域でのLINE活用。成長を支えるパートナー制度と代理店の好機とは

実は、案件の50%以上がSMB領域での活用

MZ:LINE広告をはじめ、LINEの法人向けサービスのパートナー企業と言うと、大手の代理店のイメージがあります。

大西:そのイメージは、確かにあると思います。理由として、たとえばLINE広告で安定的に良い配信効果を出すためには、CVを獲得して自動最適化の学習を進める必要があります。そうなると、どうしても初動で一定の予算が必要になるため、大企業を顧客に持つ大手代理店が目につきやすい。しかし、我々は配信設計やロジックの改善で予算面から生じるハンディキャップをカバーし、SMBを顧客に持つ様々な規模の代理店様をサポートしていきたいと考えています。

写真:関口達朗
写真:関口達朗

 実際に、低予算でも高いパフォーマンスが出ている事例も多数生まれています。LINE社でもSMB領域の市場の拡大に合わせて、推奨する配信設定の精度を高め、知見を溜めているところです。

小林:現在、LINEの運用型広告の案件の多くはSMBが占めています。SMB領域でのLINE活用が進んでいることが、この数字からも読み取れるのではないかと思います。

MZ:SMB領域では、クライアント企業が代理店に求めているサービスやサポートに、内容や質の部分で違いはありますか。

大西:クライアント様によっては、初めて扱ったデジタル広告がLINE広告というケースもあるので、そもそもデジタル広告とは何か? といったイロハの部分から説明する場合もあります。LINE広告を自社のマーケティング活動にどう取り入れるかという、根幹の部分からサポートすることも重要となります。もちろん、運用について十分に知見のあるクライアント様もいらっしゃいますが、基本の部分から丁寧にコミュニケーションを取る必要があり、その分やりがいを感じられることも多いと思っています。

パートナー登録の前と後。何がどう変わった?

Sales Partner「クラブネッツ」の声

――Sales Partnerに申請した経緯は?

 弊社の場合は、LINE公式アカウント(旧LINE@)の正規代理店として参画させていただいたのが始まりでした。全国各地の店舗・企業に対し、「共通ポイント」「決済」「アプリ」などの各種サービスを通じた総合販促支援事業を展開する中で、再来店を促すリピート販促でさらなる効果実績を上げるため、LINEを店舗販促支援の商材として充実させたいと考え、参画させていただきました。

――代理店事業を展開されている立場から、SMB領域でのLINE活用の広がりについての所感を教えて下さい。

 LINE公式アカウントは、店舗・企業の情報発信やビジネスに活用できる集客・販促活動において、お客様を「友だち」にすることで距離感が縮められ、次回来店の促進や購買率を高める販促ツールとして最適だと感じています。また、LINEはすでに消費者にとって店舗からの情報取得ツールとして浸透しています。消費者視点、SMB領域の店舗事業者の両軸視点で見ても、今後ますますSMB領域で店舗と消費者をつなぐツールとして欠かせなくなってくると思っています。

――Sales Partnerに登録して実感したメリットは?

 Sales Partner として、LINE公式アカウントを取り次ぎさせていただくようになり、ビジネスチャンスの拡大、既存サービス事業領域とのビジネスシナジーを各段に向上させることができたと感じています。その結果、全国各地での店舗・企業とのさらなるつながりによる新規加盟開拓や、既存加盟先に対する営業ご提案の深化を図ることができています。

 当初は、営業のリソース配分をどうすべきかの判断も難しく、有料サービスを軸に営業をした際にSMB領域のクライアント様からどういった反響が出るかなどの懸念もありました。ですが、LINE公式アカウントを使いこなせていない店舗様も多数おられることが営業活動をする中でわかり、サポート支援の強化に注力することで、ビジネスを軌道に乗せていきました。今後は、独自開発で展開中のLINE販促機能拡張システム「プラスダイレクト」の強みを活かし、店舗・企業に合ったソリューションを提供していきたいと考えています。

Sales Partner「GMOコマース」の声

――Sales Partnerに申請した経緯は?

 2014年よりLINE公式アカウント(旧LINE@)の公式代理店としてLINE@および運用のサポートサービスを提供しており、当時からLINEへの高い期待値と反響を実感してきました。SMB領域を中心に今では17,000店舗近くのアカウントにサービスを提供しており、LINE Pay社から「店舗向けパートナーGOLD」として認定いただいております。

 LINE公式アカウントのご契約者様は右肩上がりで伸び続けており、広告の運用を任せたいといったご要望や、LINE関連の開発を任せたいなどのご相談をいただくケースも増えてきました。そこで、LINE広告を中心とした広告商品やMessaging APIを使った開発など、より活動の幅を広げるべく「Sales Partner」に申請いたしました。

――代理店事業を展開されている立場から、SMB領域でのLINE活用の広がりについての所感を教えて下さい。

 近年では、LINE公式アカウントをすでに導入している企業様からの「LINEをより上手く使う方法」についてのご相談が増えています。LINE公式アカウントの活用も、リピーター獲得ツールからCRMツールへと変わってきており、コロナ禍では非対面での接客ツールなど三密を回避する目的でも使われるようになりました。

 当社ではコロナ支援の一環として補助金を活用したLINE公式アカウントおよび運用サポートの導入支援なども行っており、自社で運用できないことからLINE公式アカウントの導入を見送っていた事業者様を中心に、非対面の接客強化や、ECサイトへの送客などの目的で導入される事業者様が増加しています。

――Sales Partnerに登録して実感したメリットは?

 Sales Partnerとして、ポータルサイト「LINE for Business」に掲載いただいており、ページを見た事業者様からお声がけいただくことが多いです。LINE社の営業担当と週1回の定例ミーティングを実施し、リリースが予定されている機能や、各業種業態の成功事例など様々な情報提供を受けられていることも非常に大きなメリットと感じています。今後は、販促の強化と効率化、さらには店舗事業者様のDX化ニーズの増加にもあわせて、支援を強化してまいります。

Sales Partner「パイロットン」の声

――Sales Partnerに申請した経緯は?

 クライアント様の広告活動や弊社が運営しているメディア「キレイノート」の利益拡大にあたり、既存のLINE広告やLINE公式アカウントの運用において改善策を見いだせるのではないかと思い、申請しました。

――代理店事業を展開されている立場から、SMB領域でのLINE活用の広がりについての所感を教えて下さい。

 今後ますます広がっていくように感じています。LINE広告もLINE公式アカウントも、事業者様の規模を問わず、お客様のコミュニケーションにおいてとても重要なツールであると認識しています。また、実店舗のあるクライアント様の広告活動において、有効な活用ができる点に優位性を感じています。

――Sales Partnerに登録して実感したメリットは?

 LINEの担当者についていただけただけで、広告における知見が大きく広がりました。非常に的確なアドバイスをいただいており、今まで自社のみで運用していたところに顧問がついた感覚です。それにともない、成果も変わっており、社内のリソースもLINEに大きくシフトさせている状況です。

 現在、LINE広告とLINE公式アカウントの運用を2軸で進めており、LINEの担当者にご協力いただきながら、クライアント様の利益最大化に向けてさらに力を入れていきたいと思っています。

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セールスパートナー登録までに必要なステップ

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この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2021/12/06 11:52 https://markezine.jp/article/detail/37461

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