凸版印刷は、流通・小売業向けアプリプラットフォーム「お買い物アプリ」をバージョンアップし、集客機能を強化した。
同プラットフォームでは、会員証やポイント管理、クーポンなどの機能を標準装備。リアルとデジタルでのユーザー行動データを融合し、店舗への誘引だけではなく購買を促す仕組みを提供している。
今回のバージョンアップでは、unerryが提供するリアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank」と連携した「Beacon Bank SDK」を搭載。これにより、アプリユーザーの属性とBeacon Bankから提供されるリアル行動データを組み合わせた計測・分析が可能に。利用企業は、来店やアプリ内での行動履歴、ポイントカード情報などの顧客データを活用したアプリ施策を実施できる。
また、来店や特定の棚への接近を応募条件としたキャンペーンを作成機能も搭載。これにより、アプリの日常的な利用や再来店を促進するほか、当選者に向けたデジタルクーポンの即時配信を通じてユーザーの購買意欲向上に貢献する。
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