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Cookieを使わずに“ユーザーの関心に沿う情報”をどう届ける?SMS+パーソナライズLP広告の強み

メッセージ配信後のマーケティング戦略を立案できるMMC

MZ:MMCの活用事例にはどのようなものがありますか?

中藤:海外不動産や投資不動産を販売する株式会社BEYOND BORDERS様の事例があります。BEYOND BORDERS様は、日本やマレーシア、カンボジアなどの海外不動産、投資不動産を日本国内のお客様に販売しており、今回はメルマガの代わりとして、MMCを活用してセグメント別にSMS配信を行いました。

 不動産の広告では画像のデザイン、画質が非常に重要な要素になります。LPにどれだけクオリティの高い画像を配置できるかで、コンバージョンが左右されるんですね。メールの場合、画像を配置するにはHTMLメールしか使えないですし、表現には限界があります。そこでMMCを使って、カンボジアの物件に興味がある方、マレーシア向けの物件に興味がある方と分けて配信することにしました。配信に当たり、最終的なコンバージョンは「商談希望」に設定し、物件に興味を持っていただいた方から商談の申し込みがあるかどうかをKPIに設定しました。

 成果としては、クリック率19.6%、商談希望も配信後1日で5件という結果が得られました。配信数は全部で1,600〜1,700、そのうち配信後すぐに1件の商談申し込みが来たので、かなり高い成果が出たと考えています。

(クリック・タップで拡大)

MZ:企業さんはこの成果をどのように受け止めているのですか?

中藤:今回の結果を受け、BEYOND BORDERS様は「知識がなくても簡単にLPが制作できること」「誰がクリックしたかわかること」なども含めて評価をいただきました。というのは、「クリックしたけど商談まで行っていない」という人、「クリックしていない」という人、その人の興味嗜好がわかるので、その後のマーケティング展開がやりやすくなるからです。商談まで行っていない方を電話でフォローしたり、逆に何の反応もない人への追加アプローチを避けたりなど、その人に合った対応が取れるのも、MMCを使う大きなメリットです。

ポストCookie時代、マーケターに求められるもの

MZ:Webのターゲティングが難しくなるなか、その代替としてパーソナライズ化されたコンテンツを確実に届けることができ、Cookieターゲティングの広告のほか、メルマガの代替としても活用できるわけですね。ポストCookie時代のマーケターは、こうした新しい手段を取り入れていくことが求められますが、改めて、これから難しい時代に突入するマーケターの方へ皆様からのメッセージをお願いします。

牧野:プライバシーや個人情報の問題は、ずっと古くから取り上げられている課題なので、やはりビジネスを推進するうえでは、その変化を見据え、グローバル標準に合わせていくことが求められると思います。

 その一方、中藤さんのお話にあったように、Cookieには利便性があることも確かです。「自分はこんな人間だ」ということを知ってもらわないと、何の通知も広告も来ないですし、そうなったら寂しくなるでしょう。特に人と直接会いにくくなっている今、ネットでのコミュニケーションの1つとして、自分に適合した広告で情報を得ることも必要でしょう。

 だから規制を厳しくする一方ではなく、ユーザー側も個人情報を活用することのメリットを理解するようになるといいですね。規制は今後も若干厳しくなるかもしれませんが、お互いがWin-Winになるようにユーザーもきちんと個人情報のメリットを理解し、着地点を見つけていければいいなと思います。

飯田:そうですね、法律で規制は厳しくなりますが、個人情報の収集や利用がダメというわけではないんです。ユーザー側のニーズや認識と、企業による個人情報の収集や利用が乖離することが問題なのであって、企業も「お客様が何を求めているのか。それに応えるべくどのような価値を提供すべきか」という視点からアプローチすれば、牧野先生が話されたようなWin-Winの関係を構築できると思います。

中藤:3rdパーティCookieの規制により、InstagramやFacebook広告も難しくなるといわれていて、広告戦略の考え方も変わってくると思います。今までのように「出せばいい」というのではなく、どういう目的でどのような方々に、どんな情報を届けるのか、広告任せにせずに企業側がしっかり考え、インハウスで戦略を展開していくシーンが増えるのではないでしょうか。私たちCM.com Japanは、そんな課題解決に向けて、支援していきたいと考えています。

 2022年からインハウスマーケティングを便利に効果的に行えるように、顧客管理やSMS配信やEmail配信を自動化できるCDP(Customer Data Platform)のサービス提供を開始いたします。従来の顧客管理ツールよりも簡単に始められ、ワークフローの設定なども容易に行える、SMSとEmail配信に特化したサービスですのでMMCと併用でインハウスマーケティングをより便利に効果的に行うことができます。

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この記事の著者

岩崎 史絵(イワサキ シエ)

リックテレコム、アットマーク・アイティ(現ITmedia)の編集記者を経てフリーに。最近はマーケティング分野の取材・執筆のほか、一般企業のオウンドメディア企画・編集やPR/広報支援なども行っている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2022/02/28 11:00 https://markezine.jp/article/detail/37843

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