企業間のポイント提携を簡易化する「ポイントコード」
MZ:nanacoポイントコードはジー・プランで提供されている「ポイントコード」によって実現していると聞きました。ポイントコードについて概要をお教えください。
田中:企業様が運用する自社ポイントを、デジタルギフト化するシステムを提供しております。
ポイントを16桁のシリアルコード化することで権利化し、配布可能な状態にするサービスで、シリアルコードを受け付けるための受け皿のページも、当社で用意しております。採用企業様にとっては、ポイントのシリアルコード化に必要な投資を抑え、簡易的に自社のポイントを発行できるメリットがあります。
先ほど百田様が仰った通り、nanacoポイントは、しっかりとしたシステム連携を経て後日ポイントが付与されるパターンが大半でした。ただ、このパターンに偏ってしまうと、パートナー企業様と連携して販促を行う際、様々な制限が生まれます。
決済による後付けではなく、ユーザーのアクションに対して、シリアルコードをメールに添付したり、店頭でプレゼントしたり、決済以外のシーンでのポイント付与を増やすことで、販促の幅が広がる可能性を提案させていただきました。
百田:提携企業様との協業を進める際、販売アップや業績アップなどの効果がまだ見えない段階で、システム改修を含めた運用までしなければならないリスクを懸念し、二の足を踏まれる方が多い状況でした。
今回、ポイントコードを利用することで実現したnanacoポイントコードによって、まずはお試しでポイント提携し、結果次第で本格的な協業を進める、というステップを踏めるようになったのは大きいですね。
運用開始して間もないため、まずは自社・グループ内のキャンペーンでポイントコードを配布する、Twitterでリツイートいただいた方にポイントを差し上げる、などの活用から始め、そこから外部の提携先企業様へ波及していくような展開を考えています。
勉強会から生まれた、ポイントの価値向上と活用の流れ
MZ:ジー・プラン様が展開するポイントコードを知ったきっかけや、導入に至るまでの経緯をお教えください。
百田:決済サービスから始まったnanacoが、お客様のニーズに合わせて拡張していく中で、自社ソリューションではポイントサービスの拡大が難しくなりました。その一部分をジー・プランさんに担っていただいたのが、お付き合いのきっかけです。
田中:セブン・カードサービス様との関係は、ポイントコード提案以前の2012年頃にスタートしています。元々は、nanacoポイントの交換提携の裏回りをサポートさせていただいておりました。
百田:ジー・プランさんには、2018年頃から3ヵ月に1回程度の頻度で、勉強会を企画してもらっています。
当時のメンバーは私を含めグループ事業会社から出向してきたメンバーが多く、ポイントに関する知見に乏しい状況でした。勉強会を通じてマーケットやニーズなどを教えていただきつつ、ポイントに関する各種提案をいただきながらサービスの拡張を進めた、という経緯です。
たとえば、電力会社等公共系サービスのポイントは、簡単に貯められる反面、利用できる機会が少ない印象です。そのポイントをnanacoポイントに交換し、スーパーやコンビニエンスストアで活用できれば、電力会社等のポイントの価値が上がるし、我々はいただいたポイントを加盟店様側に還元できます。
ポイントの価値向上から活用までの流れをジー・プランさんにご提案いただき、その延長線で今回のポイントコード導入につながった、と認識しています。