走る愉しさを広告でも表現。その効果は?
世安:BRZのキャンペーン以降、SUBARU様にはクッキーレスに移行いただき、クッキーベースと遜色ない高いパフォーマンスを維持できています。
Teads STUDIOでは、他にこんなクリエイティブも実施いただきました。こちらは、広告をカードのようにスワイプする仕掛けで、ユーザーが広告を楽しめるようになっています。
こちらは、動画の下部に安全面に関する訴求ポイントを常に表示し、スクロールするとキューブが回転するような仕掛けになっています。
MZ:SUBARU、読売広告社としては、今回の取り組みの成果をどう捉えていらっしゃいますか。
佐藤:視聴完了単価2円前後と、他の動画メニューと比べても遜色ないパフォーマンスを維持しています。KPIに合わせてTeadsさんが運用してくださった努力の結果だと思っていて、だからこそ継続して活用しています。サイト誘導やCV(見積もり完了)への貢献も動画としては大きい。複合的に効果を発揮しているので、これが1impの価値を高めるということなのではと評価しています。
上田:BRZのクリエイティブは私自身もわくわくしました。BRZは乗るだけで走る愉しさが感じられる「ライド・エンタテイメント」のコンセプトで作っています。それを広告においても的確に表現できたと感じています。
「お客様第一」のコミュニケーションを強化
MZ:最後に、今回のお取り組みを振り返りながら、今後の展望をお聞かせください。
佐藤:1impの価値向上とクッキーレスの対応の2軸でやってきたこの1年間ですが、Teadsさんとの相性もよく、手ごたえを感じられました。
ブランド理念として「安心と愉しさ」を謳っているSUBARUさんなので、楽しい気分のときに楽しいクリエイティブを見るほうがわくわくしますよね。だからオリンピックのときのコカ・コーラのCMのように、シーンにマッチした演出をTeadsさんと一緒に生み出していけたらと思います。
上田:課題としてOne to Oneのコミュニケーションにおいて今までの手段が使えなくなってきたことを挙げましたが、企業の社会的立場として個人情報保護に関する適切な対応をしっかりとやっていきたいと思っています。
その上で「お客様第一」のコミュニケーションも強化していきたい。そのために読売広告社さん、Teadsさんと引き続き連携していきます。
世安:移り変わりの速いデジタルマーケティングにおいて、時代の変化にしなやかに対応し、的確なソリューションを生み出していきます。そしてクライアントのKPIのみならず、その先の本質的なゴールへとリードするお手伝いをこれからも進めていきます。
ネリー:運用チームのミッションはこれからも変わらず、KPIを達成することです。クッキーレスはもちろんですが、それだけにとらわれずにベストパフォーマンスを達成するように運用し、お客様にご安心いただけるキャンペーンを目指していきます。