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LINEマーケティング活用最前線(AD)

「リーチと接点の質も重視」LUXチームが実感したTalk Head View Customの効果

リーチ数は想定の1.6倍、好意度と購入意向がリフトアップ

MZ:実際に得られた効果はいかがでしたか?

石黒:データの調査分析で連携したニールセン社によると、少ないインプレッションで多くのリーチを獲得できたことがわかりました。さらに、非常に短期間でリーチを獲得できました。全体のリーチ数とターゲットに絞ったリーチ数の両方で見ても、獲得数におけるリーチカーブは良い結果であったと考えています。実際に、リーチ率は想定の約1.6倍を達成できました。

石黒:ブランドリフトについては、広告に接触した人と接触していない人とで比較したところ、ブランドの好意度と購入意向の両方について、広告に接触した人に大きなリフトアップ効果が見られました。これは我々にとっても重要な発見でした。

石黒:他のソーシャルメディアの場合、若年層におけるリフトアップは必ずしも毎度の施策で得られるわけではなく、工夫が必要なところなのですが、今回の施策では、30~40代の女性に加えて若年層でもリフトアップが見られたのは大きな成果だと考えています。

 これらのことをまとめると、「Talk Head View Custom」は他の広告媒体に比べて、(1)少ないフリークエンシー回数かつ短期間で大規模リーチが可能、(2)ブランド好意度と購入意向において、相対的に高いリフトアップが得られる、この2点で優れていると感じました。

 改善点としては、短期間でのリーチのスピードが高い一方で、他の媒体と比較するとリーチ単価が少し高かったので、今後改善を図りたいと考えております。

林:今回の目的は、認知を高め、ブランドパーパスの新しいメッセージを伝えることでした。そこでいかに共感を生み出すことができるのかという点で、ミドルファネルまで影響を及ぼすことができたことを喜んでいます。

 プロモーションにあたって、消費者の行動や反応をしっかり考えながら、どの媒体でどの層に訴求するのかを緻密に計画しています。今回の施策では認知、さらには好意度と購入意向でも良い結果が出たことから、社内でも成功事例として認知されています。

MZ:LINE大西様は今回の施策を振り返って、どのような感想をお持ちですか?

大西:「Talk Head View Custom」の強みはトークリスト面に広告を配信でき、柔軟性のある配信設計ができること、お試しいただきやすい価格帯などが挙げられますが、今回はこれらの特長が活かされた良い事例になったと考えております。

 今後は配信データの活用もブランディング施策の肝になってくると考えており、「Talk Head View Custom」で多くのユーザーからの関心を集め、それをLINE公式アカウントやLINE広告など弊社の他のプロダクトの配信にもご活用していただければと思います。LINEの法人向けサービスを横断的にご利用いただき、様々なお取り組みをしていただけますと幸いです。

 ユニリーバ様には「Talk Head View Custom」をプレリリース段階で利用いただきましたが、本サービスは2022年5月に正式リリースとなりました。今後もより多くの企業様、代理店様のビジネス成長に貢献できればと考えております。

LINEを活用した「日常の中にある広告」へ

MZ:ユニリーバ様として、今後LINEの広告サービスを活用して取り組みたいことがあれば教えていただけますか?

林:媒体により特性は異なりますが、多くのユーザーとオンラインで接点を持つことができること、さらに日常生活において家族や友人とメッセージをやりとりする中で、ごく自然にメッセージを届けられるという点がLINEという媒体の特徴だと思います。

 消費者の日常の中で接点を持ち、そこでパーパスやブランドのメッセージを伝えていける点にLINEの価値を感じています。今後もブランドのメッセージを効果的に伝えたい場面で出稿を検討していきたいと考えています。

石黒:今回の施策を経て、「Talk Head View Custom」だけではなくLINE広告も併用すると、どのような配信効果が見られるのか試してみたいと思いました。また、ユニリーバ様はLINE公式アカウントをお持ちなので、LINE公式アカウントの活用データと連携を図った上でLINE広告を配信するといった施策も考えられます。

 ユーザー1人ひとりの興味関心に合わせたキーワードターゲティング広告も実施していけるとより良いと感じ、媒体としてのLINEに様々な可能性を感じています。

 弊社はLINE活用に特化した横断型プロジェクトチームを設けており、LINEを活用したO2Oの取り組みなども展開しています。「LINEで応募」「LINE NFT」など、店舗送客や売り場導線を活かした施策などでもユニリーバ様をサポートしていければと思っています。

「Talk Head View Custom」については下記より詳細がご覧いただけます。

 

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この記事の著者

末岡 洋子(スエオカ ヨウコ)

フリーライター

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2022/06/06 13:26 https://markezine.jp/article/detail/38914

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