SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

アイレップの現場担当者に聞く「アクセス大幅向上作戦」

Googleモバイル検索結果の変化から考えるモバイルSEOへの取り組み

 モバイル検索エンジンの精度の急速な向上により、検索結果に大きな変化が表れている。また、各携帯キャリアのモバイル検索機能搭載とそれによる検索ユーザーの増加から、より高い成果を望めるユーザー獲得の可能性が高まっている。こうしたモバイル検索を取り巻く状況や市場の現状をふまえて企業のモバイルサイト活用と、モバイルSEOについて考える。【バックナンバーはこちらから! 】

モバイルの検索結果が大きく変化

 2008年4月上旬、Googleモバイルの検索結果が大きく変化したことをご存知だろうか。2008年3月16日時点での「短期バイト」でのGoogleモバイル検索結果は下記の通りだ。

1位:アフィリエイトサイトA
2位:アフィリエイトサイトB
3位:アフィリエイトサイトC
4位:アフィリエイトサイトD
5位:アフィリエイトサイトE

 このように、これまでは無料のモバイルサイトスペースを利用したアフィリエイトサイトや、テキストやリンクを単に羅列しただけのサイトが上位に表示されていた。しか し、2008年5月8日の同様のキーワードで検索したところ、順位は

1位:企業サイトA(アルバイト情報提供サイト)
2位:企業サイトB(アルバイト情報提供サイト)
3位:企業サイトC(アルバイト情報提供サイト)
3位:企業サイトD(アルバイト情報提供サイト)
3位:企業サイトE(アルバイト情報提供サイト)

となっている。アフィリエイトサイトは軒並み順位を落とし、サイト内のコンテンツが充実しているサイトや企業のモバイルサイトが順位を伸ばす傾向にあるのだ。

アフィリエイトサイトが多く使用している無料モバイルサイトスペースドメイン3社のGoogleモバイルスコア推移を表す。縦軸はスコア。スコアリング方法は、502個のキーワードで順位を取得し、30位までの順位をドメイン毎にスコアリングした結果。(1位:30点、2位:29点・・・29位:2点、30位:1点)

 この結果から、今までモバイル検索エンジンの対策として行われてきた小手先の手法が通用しなくなり、しっかりと検索エンジンの動向、ユーザーの検索特性をおさえたモバイルSEOが今まで以上に重要になっている。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

次のページ
生活に深く入り込む「モバイル」

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
アイレップの現場担当者に聞く「アクセス大幅向上作戦」連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

日西 愛(ヒニシ アイ)

1983年生まれ。2004年より株式会社ザッパラスでモバイルECサイトの企画・運営を担当。その後株式会社アイレップに入社。モバイルサイト構築の経験を生かし、現在はSEOグループにおいて、モバイル及びPCのSEOディレクターとして活躍中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2008/06/18 11:00 https://markezine.jp/article/detail/3910

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング