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『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

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MarkeZine Day 2022 Autumn(AD)

一度解散したチームの成果を6倍に!リンクアンドモチベーションがコロナ禍から逆転した3つの理由とは

短期間で「以前の6倍の成果」を残すことに成功した3つの理由<

 「ferret Oneを導入して一番上がり幅が大きかったのはSEOの施策です。誰でも簡単に操作できるため、3サイトで毎月20本の記事をアップでき、数年前までは2万件弱くらいだった自然検索流入数が今では7万件になりました。モチベーションクラウドもスタート時は3000件でしたが、今は15万件になっています。」(宇野氏)

 サイト内で多くのコンテンツが誕生し、自然検索からの流入数は6倍になった。その理由は三つ挙げられる。

 一つ目は、内製化によるサイト更新のスピードアップだ。

 以前は微妙なニュアンスや言葉使いの改修といった細かい要件の一つひとつをパートナー企業と擦り合わせながら対応するために多くの時間を要していた。ハイクオリティなものが納品されやすいが、速度を最優先にしたいことも多かった。しかし、ferret Oneを導入してから自社内での変更が可能となり、打ち合わせの中でもできるようになった。

改修の速度が向上し、大量の施策テストを実行

 二つ目の理由として、ABテストの実施が容易になったことが挙げられる。年間200の規模でテストや改修作業を回していたが、小さな文言の変更を毎回パートナー企業に依頼するのでは時間もかかる。それがferret Oneによって自社内で対応できるようになったことは大きい。

 施策上で300ページのURLを一気に差し替えるといった作業も、ferret Oneなら操作が簡単で、リーダー以外の複数メンバーでも対応できることが大きく影響した。1人8時間かかる作業が4人一緒にかかれば2時間で終わる。組織面でも、苦楽をともにする中で結束を強化する機会にもなった。

 マーケ予算が縮小した中で成果を上げるには、地道なテストをやっていくしかない。結果、良い施策と悪い施策に振り分けられ、効率化ができた。

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出戻りコストを削減、工数が見える化

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この記事の著者

西原 小晴(ニシハラ コハル)

 京都府立大学農学部出身。前職は大手印刷会社にて化学物質管理のシステム開発&管理者。退職後、化学・建設・環境法規制などの知識を活かして大手企業のライティングを行う。現在はリードナーチャリング、セールスライティングをメインとするマーケターとして活動中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2022/11/17 11:00 https://markezine.jp/article/detail/40198

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