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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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顧客の声に応え続けたら、市場が生まれた。「伊良(いよし)コーラ」がクラフトコーラブームを作れた理由

クラフトコーラ市場が作り出せた要因は?

――今ではクラフトコーラの認知も確実に増加し、市場として成り立ちつつありますが、その要因はどこにあると思いますか。

 先ほどお伝えしたプロダクトのパワー、そして世の中の流れがあると思っています。DIYなど何かをクラフトすることが流行していますし、企業としてもクラフトコーラに対するワクワクがあって、いろんな企業による参入が相次ぎ、市場として大きくなれたのかなと。

 ただ、クラフトコーラは参入障壁が低い商品で、今後いろんな商品が出てきてクオリティが担保できるのかという不安もあります。そういった不安もありクラフトコーラに関する啓もう活動を行っていきたいと考えています。

今後は缶飲料にもチャレンジして第3のコーラに

――最後に今後の展望を聞かせてください。

 創業からずっと言い続けているのは、伊良コーラをコカ·コーラ、ペプシに続く第3のコーラにすることです。そのために直近で一番力を入れているのは缶飲料の開発です。これまで提供してきた瓶とも製法が異なるので、製造ラインなど技術的な問題もあります。

 それらの課題を解決し、より手に取りやすい価格にできるよう技術開発を進めていて、これまでの商品と違った個性を持つ商品になると考えています。現在クラウドファンディングも行っているので、お客様とも共創しながら素晴らしい缶飲料を作り上げたいです。

 また、実店舗でのクラフトコーラに関する発信を強化していきます。渋谷ではワークショップやクラフトコーラについて学べる講座などを行います。またカレー店とのコラボ―レーションなどを行い、クラフトコーラ文化の発信基地を目指していきます。

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この記事の著者

道上 飛翔(編集部)(ミチカミ ツバサ)

1991年生まれ。法政大学社会学部を2014年に卒業後、インターネット専業広告代理店へ入社し営業業務を行う。アドテクノロジーへの知的好奇心から読んでいたMarkeZineをきっかけに、2015年4月に翔泳社へ入社。7月よりMarkeZine編集部にジョインし、下っ端編集者として日々修業した結果、2020年4月より副...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2022/12/26 07:30 https://markezine.jp/article/detail/40839

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