先日のオシム監督の「ベンチに座りたいが、ベンチで死にたくない」会見、ちょっとさびしかったですね。しかし、岡田監督率いるサッカー日本代表は、2010年ワールドカップに向け、バッチリ9月からの最終予選進出を決めました。オリンピックでもそうですが、なぜ「日本代表」を応援していると、素直に「ニッポン」と叫んでしまうのでしょう。このプチ・ナショナリズム、効果も含め、スポーツマーケで分析します。
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広瀬 一郎(ヒロセ イチロウ)
1980年株式会社電通に入社。ワールドカップをはじめ、サッカーを中心とした団体スポーツのイベントを多数プロデュースする。1994年に「2002年ワールドカップ招致委員会」事務局に出向、1999年にはJリーグ経営諮問委員会委員就任、2期4年を務めた。豊富な経験に、スポーツにビジネス・メソッドの活用を訴える先駆的視点を持ち合わせた、スポーツマーケティング分野の論客。著書は『スポーツ・マネジメント入門』『「Jリーグ」のマネジメント』(ともに東洋経済新聞社)など多数。2008年、多摩大学・大学院教授に就任。
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