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昭和電工からレゾナックへ 新会社発足の裏側にEloquaを活用したデジタルマーケティングの推進あり

国内外の顧客情報を適正に管理!Eloquaの豊富な機能

MZ:Eloquaの特徴について教えてください。

友部(日本オラクル):Eloquaは、マーケティングオートメーションを最初に取り組み始めていく段階から、施策を深掘りしたり活用組織を広げたりしていく段階まで、一貫して利用できる点に大きな特徴があります。そのため、レゾナック様のように企業規模が年々拡大していて、その成長にともないマーケティングの目的や用途が増えた場合でも、Eloquaなら対応することが可能です。

Eloquaの活用イメージ。顧客の属性と行動データを掛け合わせて、配信先をセグメンテーションできる
【クリック/タップで拡大】

友部(日本オラクル):多くのクライアント様が抱えがちな課題として、顧客管理が挙げられます。特にレゾナック様のような企業規模の場合、顧客情報の管理を複数の部署で同時に行っているケースが多いです。そのため、MAツールのマスタ管理者は「他部署に対してどこまで顧客情報を開示すれば良いのか」と悩まれています。Eloquaでは、顧客情報の閲覧範囲を限定したり、メール配信時のオプトイン管理を細かく設定できたりします

 さらに、グローバルに拠点があれば「欧米における顧客情報の管理をどうするべきか」と試行錯誤する場面も出てくるはずです。昨今、欧州のGDPRをはじめ、企業が個人データを正しく管理する必要性はこれまで以上に高まっています。顧客情報の適正管理という点でも、Eloquaはグローバルに事業を展開している企業様のニーズに応え得る仕様なのです。

 また、ダッシュボードの操作性や見やすさにもこだわっています。操作するにあたってハイレベルな知識は不要。システム開発者以外の運用も容易です。マーケティングシナリオの流れを樹形図型で見たり、ドラッグ&ドロップだけで新たなキャンペーン施策を展開したりすることもできます

直感的で利用しやすいインターフェースになっている点も特徴のひとつだ【クリック/タップで拡大】

アポの獲得数は日々純増!データへの意識が高まった

MZ:デジタルマーケティングの推進やEloquaの導入によって、レゾナックではどのような成果が得られたのでしょうか。

角田(レゾナック):デジタルマーケティング施策のひとつとして、商材ごとにメルマガを配信しているのですが、地道な施策の積み重ねによって売上拡大につながるアポの獲得数は日々純増しています。

角田(レゾナック):当社の営業担当者がそれまでお会いすることのなかった企業様と接点を持てている点も、Eloqua導入がもたらした大きなメリットだと感じています。展示会でお会いしたお客様とのやり取りをEloquaに登録しておけば、その後何かの機会でウェビナーを案内することもできます。Eloquaによって「成果につながる機会」を最大化できていると感じますね。

竹内(レゾナック):デジタルマーケティングチームのウィークリーミーティングに参加すると、チーム内のデータへの向き合い方に変化が見られます。たとえば「Eloquaのオプトイン管理機能を使って、メールの配信先を細かくセグメンテーションすると、開封率がこれだけ上昇した」など、施策の成果をきちんと検証する意識が高まりました。以前は「とりあえずメールを送ってみよう」とアクションに終始していた印象でしたが、今では細かな数字を見ながら戦略を考えるカルチャーが醸成されつつあります

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ポイントは社内の「受益者」に傾聴する姿勢

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この記事の著者

三ツ石 健太郎(ミツイシ ケンタロウ)

早稲田大学政治経済学部を2000年に卒業。印刷会社の営業、世界一周の放浪、編集プロダクション勤務などを経て、2015年よりフリーランスのライターに。マーケティング・広告・宣伝・販促の専門誌を中心に数多くの執筆をおこなう。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2023/03/14 11:00 https://markezine.jp/article/detail/41235

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