ADKマーケティング・ソリューションズは2022年5月17日(火)~6月6日(火)の期間中「ADK生活者総合調査2022」を実施。そのうち、テレビ画面の使われ方に関する調査結果を発表した。
約半数はテレビをインターネットに接続
「家庭のテレビやテレビ接続機器にインターネットをつないでいるか」と聞いたところ、45.5%の人が「接続している」と回答した。続いて、テレビ画面上で週1日以上視聴・利用しているサービスについて質問。その結果、トップは「放送のみ(47.7%)」に。
年代別で見ると、34歳以下では約10%(15~19歳9.5%、20~34歳11.5%)の人が「インターネット配信のみ」と回答。そもそも「週1日以上視聴・利用なし」と回答した人の割合がおよそ10%(15~19歳12%、20~34歳10.8%)だった。
テレビで視聴するサービス「YouTube」が3割強に
テレビ画面で週1回以上利用しているサービスを聴取。その結果、最も利用率が高かったのは「地上波テレビ放送」だったが、2番目に高かったのは「YouTube(34.5%)」で「BS・CS・CATV放送」の利用率を超えた。
地上波の視聴時間「30分未満」は約2割でトップ回答と僅差
1日あたりの地上波テレビ放送(リアルタイム視聴)の視聴時間を聞いたところ、最多の回答は「2時間~4時間(24.2%)」に。一方で「30分未満(6.8%)」「週1日以上視聴なし(15.1%)」の合計も21.9%と2割近く存在した。
YouTubeの利用率を地上波テレビ放送の視聴時間別に見ると、地上波の視聴時間を「30分未満」「週1日以上の視聴なし」と回答した人のうち、それぞれ30%以上の人がテレビ画面において週1回以上、YouTubeを利用していることがわかった。
【調査概要】
対象エリア:関東(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・群馬県・栃木県・茨城県)
関西(大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・和歌山県・滋賀県)
サンプル数:15~79歳の男女1万6,196人(中学生は除く)
期間:2022年5月17日(火)~6月6日(火)
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