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なぜ今マーケターがプライシングを学ぶべきなのか

ナイキ、トヨタの価格戦略から紐解くプライシングの要諦 価格の改善が利益向上への近道に

 昨今、エネルギーの需給バランスの崩壊など、複数の要因により様々な商品・サービスの値段が上昇している。企業にとって値上げはやむを得ない状況だが、単純な値上げは顧客離れを引き起こしかねない。一方で、値下げをすれば良いわけでもないだろう。悩ましい課題だが、その解決にはプライシングを学ぶことが有効だ。本連載では、今後も物価高が続くと予想される中、価格戦略の策定に臨む上で有効となる複数のフレームワークを紹介。第一回は、マーケターがプライシングを学ぶ意義と、プライシングのインパクトについて例を挙げながら解説する。

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下 寛和(シモ ヒロカズ)

 株式会社野村総合研究所 グローバル製造業コンサルティング部 グループマネジャー。慶應義塾大学卒業後、トヨタ自動車、会計系コンサルティング会社を経て、2014年に野村総合研究所に入社。専門はプライシング、原価企画、SCM、データサイエンス。日経BP「プライシングの技法」、技術情報協会「利益を拡大させるプライシング戦...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2023/03/20 08:00 https://markezine.jp/article/detail/41598

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