博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所は、生活者のメディア環境の変化をとらえる「メディア定点調査」の、一般公開(ダウンロード、二次利用可能)の開始を発表した。
メディア定点調査は、2006年から18年にわたって毎年実施している同社のオリジナル定点観測調査。同じ地域(東京)、同じ対象者(15~69歳の男女)に向けて、同じ質問を継続して投げかけることで回答の変化を時系列で観測している。
メディア接触時間/メディアイメージ/デバイス所有/サービス利用/メディア意識・態度などといった多様な質問項目から、メディア生活全般の現状・変化・兆しを捉えることが可能。
今回の一般公開にともない、過去18年分の回答値を全体・性別・年代別に一覧できる数表(集計データ)と、時系列グラフを自動で簡単に作成できるプログラムを提供する。数表とプログラムは、同研究所のウェブサイトから、自由にダウンロードが可能。
時系列データからは、生活者が各メディア(マス4媒体、PC、タブレット、携帯/スマホ)の接触時間とその合計(のべ時間)であるメディア総接触時間の時系列推移の把握ができる。
また、生活者が各メディアに対して抱く価値(イメージ)や、生活者のメディアサービス、各種デバイスに対する認知/利用・所有/意向が時系列でわかる。
加えて、今回の公開に合わせてウェブサイトのリニューアルも実施。これにより、全体のマクロデータをダウンロードし、項目間比較や主要項目の時系列グラフを簡単に画像としてダウンロードすることも可能になる。
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